集まる理由
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日は石巻のお母さんの電気屋さんが復活!!
お店の上と道路際に大きな看板が
看板って人の目をひくもの以上に
そのお店の店主にしてみればいわばもう一つの顔
ものすごく交通量の多い前の道
でもお店の周りは全て更地
道路を挟んだ前にある中学校と高校は
保護差の方たちのここに子どもたちを戻すことは・・・
という思いから廃校が決定
そんな中、いろいろな思いと現状の厳しさを考えても
この場所でお店の再開を決めたお母さんと息子さんご家族
津波でめちゃくちゃになったお店を知っているだけでに
あの当時のお母さんとご家族を知っているだけに
お店の看板を見たとき
そこからは誇らしさをものすごく感じました
そしてお店の前を行きかう人たちに
勇気を与えるだろうな~と感じました
ご近所の方々に配慮をされ
開店セールをやるわけでもなく
お店の裏にある敷地でバーベキューと豚汁を振舞ってくださいました
参加された方はお知り合いや近所の方のほかに
ボランティアで来られた方が全国からいっぱいでした
単なる町の電気屋さんに
一期一会といいながらもなぜここまで人が集まるか?
答えは簡単
それはお母さんと息子さんの人柄
津波でものすごい被害にあわれながら
感謝に生きる人でした
やってくれて、手伝ってくれ当たり前
という言動を見せない方でした
それともう一つ自分たちの人生は自分たちで切り開く
という思いが強く伝わってくるんです
しかしそこには悲壮感や無理矢理の疲労感ではなく
自分たちなりに自分らしく生きるために
夢を抱き、夢を追い、コツコツ努力を続けてきた
ご家族の姿がありましたそして少しでも地域の方のために
町の電気屋として・・・という思いを持って
だからみんな応援したくなり、お祝いしたくなり
全国から集まってきた気がします
お母さんの
「一歩、一歩、小さな足跡の積み重ねでした」と
お店の看板を二人で見ながら言われた言葉が心に響きました
ここへ来るたびに、今ある幸せをかみしめるとおもに
自分の生き方、そして人とのつながりの大切さを学びます
また、伺わさせてください
元気でね
感謝をこめて
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