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トラウマ

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「命の授業」の腰塚勇人です

昨日は親父の心臓のペースメーカーを
交換する手術の日でした

手術前のここ一週間
親父は不安でいっぱいだったようです

外科的にはそれほど難しくない
短時間で終わる手術のようでしたが

親父にとっては脳梗塞の引き金がある意味
腰椎狭さくの手術であったため
手術そのものに対してというより

その後また何か起こるのでは・・・と
そちらの不安と怖さがあったようです

かといってペースメーカーを替えなければ
命に関わる

頭では分かっていても
「でも」がたくさんの親父

その気持ちはいくら私たちが「大丈夫!」と言ったところで
本当には親父にしか分かりません

なのでお袋と二人で聞き役に徹していました
最後は自分に言い聞かせるように
「大丈夫だよな」と


手術前、病院に行くと
私に手術が終わって元気になったら
「パチンコに行きたい」と

お前は子どもか!!と思いながら
おそらくずーっと思っていたんだと思います
返事はしませんでしたが


ストレッチャーで病室から手術室へ向かうときの
「また後でな」の親父の言葉に
「行ってらっしゃい」「待っているから」と

お互いに無事を願う想いを込めていました


手術の間はお袋と少し遅めのお昼をとり
その後、待合室でお話しタイムというか
お袋の愚痴聴きタイム

良くやっているお袋
少しリフレッシュできたかな


私自身も本当に首のケガの体験に
今は感謝できています

おそらく私の性格上
ケガをしていなかったら、こんなにも色々なことに
ある意味ニュートラルに、感情的にならずに対応することは
できなかったような気がします

なぜならおそらく親といえでも
「めんどくさい」「好き勝手いってんな!」が内心にあり
言動で見せてしまった気がします

今だってたまにそう思うことはありながらも
自分の親に命の授業の実践ができているというか
させてもらっていることが何より幸せです

手術が終わり帰ってくると
「痛て~」「痛て~」を連発

手術前の不安な顔は一体どこに?

この親父
生きることへのエネルギーはやっぱり高いんだな~と
ある意味感心してしまいました

でもみんな一安心
パチンコか・・・まずは無事退院ですね


感謝をこめて


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