誕生日おめでとう
「命の授業」の腰塚勇人です
今日は親父の76回目の誕生日
先日、鹿児島県志布志の市民大学で講演をさせて頂いたとき
その受講者の方でとっても元気な女性が
親父と同じ昭和10年生まれ
「この歳になると、朝目が覚め
今日一日を元気に過ごせると思うだけで幸せなんです」
「健康は宝です」と・・・
それはある意味、私にとって「命があるだけで・・・」
そんな言葉にも聞こえ、親父を思い出したときでした
親父の誕生日プレゼントは
5月6日の入院以来、初めての帰宅
車いすのまま乗れるレンタカーを借り
親父の行きたいところを回り、自宅に戻ります
親父は外出が決まったときから
「家でとろろかけご飯が食べたい」「家のソファーに座りたい」
そんなことを言っています
健康だったら、希望や夢にもならない当たり前なこと
でも今の親父にとっては
私たちがそんなこと・・・と思うことに
喜びや感謝を恐らく感じるのだと思います
それはできなくなって、失ってはじめて頭ではなく体感で知る
当たり前の幸せ
これから今以上に体感で多くのできない不自由さを知り
その度に悔しさややるせなさ、時には無力感を感じる事になると思います
その時はただ親父の気持ちを受け止められたら・・・と感じながらも
少しずつで良いから
小さな幸せを見つけられるようになって欲しいと願うばかりです
今日、手紙を書きました
生きてくれてありがとう
いつもそばにいるから
一緒に夢を追い続けようと
生きててくれてありがとう
ただそれだけでイイです
誕生日おめでとう
今日はめいいっぱい楽しもう
感謝をこめて
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