私の足は左利き
「命の授業」の腰塚勇人です
先日の山形県東根での講演では
たくさんステキな方々とお会いするこることができました
その中で感動を頂いた方のお一人が
山形県鶴岡市の中学校で講演をしたとき
私にクラスの生徒さんが考えた「6つ目の誓いをくれた」
3年1組の担任の先生が雪道を2時間半かけて来てくれたことです
それも臨月の奥様と一緒に
赤ちゃんが生まれる前に私の話を
奥さんとお腹の赤ちゃんにも聞かせたいと・・・
「ちょっとリスキー過ぎない・・・」と思いながらも
もの凄く嬉しかったです
たった2回お会いしただけの方です
しかし、縁は回数ではなくその時の出会いがいかに自分にとって
学びや気づきそして勇気を与えてくれるかで
その後が大きく変わることをこのときも知りました
お子さんの誕生の連絡お待ちしています!!
そしてもう一人
その方は昭和12年生まれの74歳になるおばあちゃん
天童市にお住まいでお名前は
伊藤 あさみ さん
笑顔がとってもステキな方でした
その方のライフワークは
命の学習塾「やればできる!母からもらった命と勇気」という演題で
山形県内の学校を講演で回っていらっしゃいます
「先週は3校回りちょっとハードでした」と
伊藤さんのサポートしていっらしゃる
つくし保育園園長の秋葉さんが隣で言っていらっしゃいました
伊藤さんは裁縫が得意で自分で服を作っていっらしゃいます
昨日も着ていた服は全てご自分で作ったものでした
ご自分で服を作れることだけでも凄いことだと思います
しかし、それと命の学習塾にどんな関係が・・・
伊藤さんは服を左足の指でハサミを使い
針に糸を通し服を縫い上げ完成させてしまう方なんです
そうなんです
伊藤さんは生まれつき両腕に障がいがあり
全く両腕も指も使えない状態で74年間生きてきた方なんです
お子さんも育てあげ、今では7人家族の洗濯物は
ご自分が全て洗って干すそうで
当然、左足で・・・
伊藤さんは話の中でことあることに
お母様への感謝の言葉を口にします
そのお母様もご健在で100歳を超えているようですが
パソコンを使いデジカメで写真を撮られるそうです
そのお母様が伊藤さんに常日頃言っていらした言葉が
「ないものを望むことより、あるものを精一杯生かしなさい」
そして「自分の事は自分でしなさい」だったそうです
伊藤さんが生まれた時代
日本では障がい者への理解や教育も今と比べたら・・・
伊藤さんが一番苦しかったことは学校に行けなかったので
字や数字の計算ができなく
洋服を作るに足より頭が困った・・・と昔を振り替えながらお話くださいました
ご自分から施設に入り勉強をしたそうです
「夢を持つと人は動きだし、できないことはないんです」と
返す言葉がありませんでした・・・
毎日、幸せに精一杯自分らしく生きている伊藤さんは
キラキラ輝いていました
伊藤さんからもの凄く興奮した言葉を聞かせていただきました
明日、ご紹介させていただきます
ご縁に感謝を込めて
今日はこれから兵庫県宝塚市にある雲雀学園小学校の生徒の皆さんに
お話させいただきます
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