産んでくれてありがとう・・・
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日の続きです
松尾くんのご両親にお会いした後に
どうしても実家に電話がしたくなり
横浜の実家に電話をしました
電話に出たのは母でした
「あら勇人どうしたの?」
ちょっと元気のない声に
「元気ないじゃん」「調子悪いの?」と聞くと
「ちょっと風邪ひいて・・・」という答えが返ってきました
「今日はどうしたの?」という問いに
今、島根の出雲大社の近くにいて、これから講演会であることを伝えました
母は私に対し
「お前がここまで来るのにどのくらい苦労したか、
お母さん一番分かっているから・・・」
それはケガをして集中治療室の私のベットの横で
「お母さん代われるものなら、代わってあげたい」と言って泣き崩れ
私もその言葉に涙した
8年前のあの日の出来事があっての
今日この日だと、お互いそれ以上何もいわずとも理解し合うことができました
こんな言葉を聞かずとも言うはずでいた言葉に
涙が加わって
「お袋、産んでくれてありがとう・・・」
「育ててくれてありがとう・・・」と伝えることができました
それ以上の言葉は何も要りませんでした
電話を切る前に母から
「ご縁を大切にするんだよ」
「感謝の気持ちを忘れちゃだめだよ」
「話はゆっくりね・・・頑張って・・・」と
いつまで経っても親にとっては子どもは子どもなんだ・・・と
しみじみ感じてしまいました
今まで何百回と聞いていた言葉がこの時ほど
心に響き、親を愛おしく思えた時はなかった気がします
「親父にもありがとうって伝えておいて」「よろしくね」
といって電話を切りました
親って本当にありがたいです
あなた方の息子は精一杯、心を込めて話をすることができました
いつまでもこの気持ち忘れないよ
そういう意味でも一生忘れない幸縁介になりました
明日はパワフルティーチャーです
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