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広島のお母さん

広島のお母さん



「命の授業」の腰塚勇人です


9月1日、脳梗塞でたおれた親父が3ヶ月半ぶりに
数時間だけ自宅へ戻ってきました

あの時の嬉しそうな顔は今でも忘れません

無理するな!と言っても、親父が倒れてから
ほとんど毎日往復3時間かけて病院へ行っている
70になる母

あなたが倒れ、つぶれたらどうする!!
と思いながらも

それが今の母の生き甲斐
親父を見守り、親父を支え

「お父さん、あたしが行かないと元気出さないから・・・」

そんな甘やかすな!!
結構、看護師さんやリハビリの方と楽しんでる?!と思いつつも

今、そこに自分の価値を見つけ、
親父と二人三脚で必死に生きているお袋

その中で
「お父さんが、こんな事、あんな事ができた!!」と
小さな幸せを嬉しそうに話してくれ、親父の頑張りを認めてあげているお袋


そんなお袋に言える言葉は

「あまり無理するな」「できることは俺がするから」「お袋のおかげだよ」

心からそう思っています・・・

昨日は「お父さん左手の指全部動いたのよ!」と電話がありました


でもそこにはお袋、親父、私たちに家族に
この現状を前向きに生きる力を下さっている
全国の皆様の存在を忘れたことはありません

心のこもった励ましの言葉や手紙
たくさんの品々の数々そして5本もの千羽鶴

いつも親父とお袋、そして私たち家族を見守ってくれています
感謝の気持ちでいっぱいです

お袋が言います

「なんでこんなに全国から見ず知らぬの人が・・・」
「お父さん幸せだね」「元気になって恩返ししないとね」

全ての皆さんお一人、お一人にお礼を伝えなければならない中

親父の病気を発症をブログで伝えさせてもらったある時期から
毎日、一通の絵はがきが届くようになりました
それも広島から

とっても素敵な写真と
毎日、毎日お住まい周辺からの見たもの感じとことを
達筆な字で書かれていました


そのハガキは
広島で私の講演をお友達に紹介され聞いてくださった方からでした


その方に親父の誕生日に礼状とお花を送らせて頂きました
すると便せん10枚近くのお手紙、CD
そして息子さんからの手紙が同封され送られてきました

そこには毎日ハガキを書いてくださった思いが書かれていました

広島のお母さんの手紙も息子さんの手紙もCDも
涙があふれ止まることはなかったです

明日は広島のお母さんの手紙の抜粋をお伝えさせてください

父・母にも読んでもらおうと思います


感謝を込めて


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