一隅を照らす
昨日は日本を美しくする会、宮城掃除に学ぶ会様主催で
仙台市内にある鶴谷小中学校のトイレ掃除をさせていただきました
顔見知りの方がたくさんいてくれた喜び
そして、体育館に体育座りでぎっしり700名
避難所責任者だった友人に聞いたら
震災直後、これと同じ状態で生活を続けた・・・と
想像するだけで胸が苦しくなりましたし
そこから立ち上がり今がある宮城の方々のたくましさに
敬意の気持ちでいっぱいになりました
静岡伊東の心友が班長である班で活動をし
そこに村井宮城県知事もいてくださり
一緒に掃除をさせてもらいました
知事は毎日、自分の知事室のトイレは
自分で掃除をしていると人づてに聞きました
1年に1回はお会いできていて、その度に
「腰塚さんどんどん元気になっていますね!」って
掃除には上も下もなくいかに
自分が今、目の前にあるものと向き合い磨き込めるか
すなわち自分の心と向き合う作業であり
自分の心を磨く作業ですと班長の心友の言葉にうなずきながら
その中で仲間がいるとがぜんやる気が出てくるんです
村井知事も鍵山先生も仲間たちも言っていました
ゴミを拾うにも勇気がいる
でも、ゴミを拾った人は決して自分からゴミを捨てることはしない
掃除も同じで、掃除をする人が増えれば
その地域や国からいざこざや戦争はなくなり
みんなが気持ちよく生活でき平和になると
本当にそのとおりだ・・・と
流し台と鏡の担当でしたが
磨き込めば磨き込むほど輝いてくれるんです
知っている方も多いかもしれませんが
鏡を輝かせるテクニックを一つ
1 鏡に軽く石けんをつけ水でしめらしたスポンジで全体を軽く洗います
2 その後、雑巾で汚れと泡、水分を軽く拭き取り
3 最後に手のひらサイズに折った「新聞紙」で磨くんです
輝きが違いますよ!! 是非お試しを
今日から小中学校、2学期の開始だそうです
生徒さんの誰が使うのかは分かりません
でも、きれいに輝いていることに気づいてくれ
そこに何かを感じてくれる生徒さんは必ずいてくれるはずです
自分のしたことが少しでも誰かのお役や喜びなるのであれば
大きな事でなくていい
一隅を照らすそんな生き方ができたら、続けられたら
そして私もたくさんの誰かの照らしてくれている光によって
今を生かされているんですよね
私にもできることがまだまだたくさんありますし
まだまだ輝けます!!
だからこそ目の前の、今あるものに気持ちをこめ
磨き続けることからですね
掃除のあと、避難所責任者だった友人と
震災直後片付けに来た石巻の電気屋さんが相次いで新築の家を建て
伊東の心友と伺いました
ほんの一部でしかないにしても
あの時のお二家族の生活を知っているだけに
新築のお家に伺ったときの想いはひとしおでした
「ここで新しい我が家の歴史がはじまります」
の言葉が印象的でした
これからもこのご家族の一隅でいいから照らす生き方ができたらと
心友と共に思っています
夜の震災直後に片づけた倉庫で食べたバーベキューは最高でしたし
その時の話しが今では笑って話せる
本当に幸せな時間でした
今日はこれから神奈川に戻ります
仙台、石巻も本当に近い場所になり、大好きな方々が
たくさんいてくれます
感謝をこめて
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