一つになっている感覚
「命の授業」の腰塚勇人です
今日はとうとうやってきた!!って感じのマラソン大会でした
朝からクラスの生徒たちはテンションあげあげで気合い十分でした
先日のブログと同様に大会当日の個々の生徒への個人目標を伝えました
現在私の勤務する養護学校は
1クラス8人の生徒と3人の教員で生活をしています
一緒に仕事させていただいている先生がこれまた素晴らしいんです
30歳男性の先生は、いつも生徒たちの近くにいてくれ
兄貴的存在です
彼の持論は「人生今を楽しむ」
もともと音楽科である彼は常に情熱的で、昔俺も・・・って思うほどです
その彼が昨日の学級活動で生徒たちに「マラソンと言えば!?」の質問に
生徒たちは???
彼は生徒一人ひとりの名前が書いてある「のぼり」をつくることを
提案してくれました
生徒たちは自分の名前を墨で紙に書き
のぼりができた時は嬉しそうでした
今を楽しもうとする先生ならではの発想でした
もう一人の女性の先生は
生徒たちのお母さん的存在で
今回のマラソン大会では子どもたちの喜びや不安の話を
いつも聞き、甘えることを許してくれていました
私はと言えば
彼らにどうすれば成功体験を味わってもらえるか
その視点からの言動が多かったです
マラソン当日の昨日の朝は彼ら一人ひとりに
走っていて一番かけてほしい言葉を生徒に聞きました
すると生徒たちは思い思いの言葉を私に伝えてくれました
「頑張れ!!」はなかったです
確かに苦しい中、みんながんばっているんだもんな~って思いました
マラソン大会本番
ものすごいことが起きました
それは生徒たち全員が自分の持っているタイムを45秒~2分近く縮め
自己ベストでした
彼らの喜びと自信に満ちた満面の笑みで寄ってきて
子どもたちとその喜びを分かち合う瞬間が教師をやっていての醍醐味です
本当に彼らからたくさんの感動をもらえた幸せな時間でした
と同時に担任3人でお互いの労をねぎらう言葉や戦略が功を奏した話
そしてクラスの生徒を愛おしく自慢できることをお互いに伝えあえたときは
またまた幸せを感じた時でした
改めて情熱が人を動かし人と繋がることを感じさせてもらえました
生徒たち一人ひとりがまた新たな自信を持ち成長した気がしました
現にマラソン大会の練習ががじまった最初は
「辛い」「苦しい」「やりたくない」と言っていた子たちが
今日のレースが終わった後はもう来年の大会の抱負を
言っているのですから笑ってしまいます
「自信」をつけさせてあげる事の大切さを感じました
クラスが一つにまとまり、みんなで繋がっていると感じた時でした
子どもたち、先生たちお疲れ様
幸せな時間をありがとうございました
次はクリスマスパーティーだね
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