やっちゃった~ 後半
「命の授業」の腰塚勇人です
携帯電話をトイレにおいてきぼりにして5時間以上が経過・・・
あるはずもない、トイレとお店を探しに行っても当然ない
新幹線の時間は迫る・・・
まずは、新幹線指定券のキャンセルに
受付までの長い列・・・
この間にも私の携帯電話は・・・一体どこに
待ちながら探す方法を考えました
もしかして、警察に・・・
いや待てよ
もしかして、一緒に行った方の車の中・・・
そうだとしたらまず電話!!
あっ、携帯がないから番号分からない・・・
携帯に頼り過ぎている生活に思わず気付かされる・・・
こんなところでも反省してても・・・
公衆電話を探し、104で会社の名前を聞き、すぐに電話
繋がらない・・・どういうこと・・・
焦りとちょっとイラっとする自分・・・
気持ちを切り替えて、まずは警察だ!!
わずかな可能性にかけて
「携帯を落としてしまったのですが届いてませんか?」
対応してくれたのは女性の若い(どうでもいいか・・・)お巡りさん
焦りと苛立ち感を和らげてくれる、笑顔と優しい対応に
ちょっと心は穏やかに
しかし、届いてない・・・
「ちょっと遠いですが、地下の保安センターに行ってみては?」の提案に
地図を見せてもらう
「げーっ、地下街の一番端じゃん・・・」
それまで、改札から→地下のトイレ→また改札→そして警察
そして今度は・・・警察から真対角の保安センターへ
上ったり下りたり、あっちへ行ったりこちへ行ったり
まして暑さも応援してくれている・・・正直ヘロヘロ・・・
パソコンの入ったカバンが重たさを増す
足もシビレ始める・・・
ようやく保安センターへ到着
電話のことより、ここまでこれた達成感みたいなものに襲われる
あきらめが強かったせいもあったと思う・・・
そして「携帯電話の落し物届いてませんか?」と言ったら・・・
「何色ですか?」「ストラップは?」「どこの携帯?」
「うん?」「もしかして・・・」
ちょっと慌ててしまってしどろもどろになりながら伝えると・・・
「それならJRの落し物保管所に届いてますよ」と
喜びと同時に安心から身体の力が抜けました
「スミマセン、落し物保管所どこですか?」と尋ねると
「地下を上がって、左に行くと警察があるからその2つ手前・・・」
「ええつ」「またあそこまで・・・」
これってどんな意味があるんだろう・・・
そんなことを考えながらも、携帯が見つかったことには安心した時でした
足取りは軽くはなりませんでしたが、ようやく到着
「スミマセン・・・こちらに・・・」
係りの人が「これですね!」
6時間ぶりの再会に色々な意味でホッとしました
見つけてれ届けたてくれた方へお礼をと思い連絡先を聞いたら
用紙には書いていなく、担当の方に聞きました
すると担当の方は
「落とした人が困っているからと思い届けただけですから」と言って
お帰りになりましたと伝えてくれました
この場をお借りしてお礼を言わせていただきます
本当に助かりました
ありがとうございました
そしてまたまた、たくさんの方々の優しさを感じさせていただきました
また、気持ちのいい生き方教えていただきました
と、同時に携帯には気を付けます・・・
今日はこれから岐阜の福祉専門学校で講演です
感謝を込めて
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