みんなよく頑張りました ~父の引っ越し~
母親が倒れてもうすぐ2か月
リハビリ病院のドクターからは
脳梗塞で左半身麻痺の父親を介護する
二人の生活はもうダメですと
7年前に父親が脳梗塞になり
隣に家を建て介護の同居生活がスタート
しかし3年後、母親が倒れた時
次、母や私たち家族に何かあったら・・・
約束を決めましたし
二度、同じことが起きないよう
ケアマネさんと話し合い
福祉のサービスを使わせてもらいながら
私たち家族もそして父母も
みんなが頑張りすぎないよう
そしてみんながちょっとずつ我慢して
家族が元気で笑顔でいられるよう
その時々のベターな生活を送ってきたのですが
それでも母の負担は大きかったようで
親子といえでも夫婦にしか分からない
事情もあったようです
これからの母親のことを考えるとドクターの言葉には
納得でしたし、そうなると父親は・・・
ケアマネさんに相談し、色々な選択肢の中から
家から車で10分の所にある
建物の半分が24時間介護付きの居住スペースで
もう半分がデイサービスとリハビリが併設
そして比較的自由度の高い
サービス付き高齢者住宅での生活がスタートしました
自分の父親のこととはいえ、入居となると
いつかは・・・とほとんど知識も情報も準備も
できていない自分たちで探すのは難しく、そこに
こちら側そして施設側の条件等もふまえると(特に金額面)
良いなぁ~と思うところがあっても満室で
部屋が空くの待つ現状に、もの凄い危機感を持ちましたし
自分が当事者になって高齢化社会の現状を
目の当たりにしました
その中で一番強く思ったことは私自身も
家族に迷惑をかけないためにも
老後の計画・準備はしっかりせねば・・・
いつかは突然やって来ます
いや~本当に勉強になりましたし、正直、大変でした
死ぬまで家にいたい・・・
父親の願いを叶えてあげられなく
申し訳ない気持ちもありながら
この7年間、みんなで良く頑張ってきた思いもあります
でも一番の支えはケアマネさんであり、家族でした
これからの新生活、家族でどう楽しむか
できるだけ無理せず、でも後悔はしないように
今できることを楽しみます
次は母親の退院準備のための家の環境整備です
その前に家族のリフレッシュが先ですね
自分の家族の生活と介護の現実は本当に厳しいと感じました
いつかは突然やってきます
その時に頼りになりのが福祉の専門家
不安をあおるわけではないですが
備えあれば憂いなし
財産は人とやっぱり財産だと改めて感じました
引っ越しまでの準備も昨日の引っ越しもよく頑張りました
父親の「いい部屋だな~ ありがとう」
この言葉で今までの疲れと緊張が癒されました
どんな時でも「ありがとう」の言葉は大切ですね
今日も命の喜ぶ一日になります
感謝を込めて