「感謝」するより「恩」を返せ
群馬の尊敬する先輩が毎月、送ってくださる
「虹の架け橋」の通信の中に
「感謝」するより「恩」を返せという記事がありました
いま、みんな感謝、感謝っていうじゃないですか
しかし、感謝というのは対象がないんですよ
だから、しっぱなしでいい
でも、恩っていうと対象がある
たとえば、親とか、先生とか、先輩とかね
だから、恩は必ずその対象に返さなくちゃいけない
それが現代人は大い嫌いなんだ
親のおかげで成長して、大人になって
じゃあ親にどんな恩返しをするかってことですよ
感謝の気持ちをもてることは大切ですが
日頃、感謝という言葉をただ連発して
使っている自分がいたことに、反省もしました
と同時に恩返しとは別に「恩送り」
という言葉も思い出しました
恩を受けた人のことは忘れず
その受けた恩を次の誰かに行動で見せ渡す
私にとって一番の恩人が両親であることは自覚しています
そして、命と人生を助けてくれた
主治医やリハビリ、看護師さん、そして学校の先生方や
教師の時も、そして講演家となった今も
私を育ててくれた先輩方の存在は
本当にありがたいですし
だからこそ、今、私にできる恩返しは
大人として、親として、人として
その方々をガッカリさせる生き方、仕事をしないこと
今を一生懸命に本気で楽しく生き、命を輝かせること
当然、具体的に皆さんへの恩返しを忘れてはいませんし
礼儀だとも思っています
しかし、多くの方がこうも言われます
「その気持ちを誰かにしてあげて」と
感謝にしても、恩にしても、行動あるのみですね
私が通心をはじめたのは、この群馬の先輩のおかげであり
人生の恩人のお一人です
9月9日に先輩がご縁をつないでくれました
またその時に、成長した姿が見せられること
そして通心を続けることが先輩への恩返しと思っています
今日も命の喜ぶ、素敵な一日になります
ただ、西日本の皆さんに台風の被害が
ないことを願うばかりです
命あっての人生です