「自分は変わるんだ」と決意するけど・・・
息子に読ませたくって
昔のブログを探したらありました!!
ダイエットをすると決めたのにドカ食いして後悔をしたり
走ると決めたのに1日で終わったり
毎月のクレジットカードの請求書に驚いたり
毎回、二日酔いで目が冷めたり・・・
人にはいろいろな後悔の場面があります
そんな時に「変わろう!」と決意すれば
私たちはたちまちホッとした気分になり
自制心を取り戻すことができます
「失敗は繰り返さなければ良いんだ」
「今から変わり新しい成長した
自分になれば良いんだから・・・」というわけです
変わろうと決意した人は希望に満たされます
新しい自分になったら人生がどんなに変わるだろう
と期待に胸を膨らませ
そんな自分の姿をあれこれと想像もします
周りの人の自分に対する態度もきっと変わるだろう
とわくわくします
これから全てが変わると思うのです
そして目標が大きければ大きいほど
期待も大きくなります
そのため、変わろうと決意するときには
やたらと大きな目標を掲げたくなります
大きな目標を掲げれば気分はさらによくなるのに
どうしてちっぽけな目標を立てる必要があるでしょうか?
しかし、残念ながらそのような変化を期待しても
思ったような成果は得られません
一時は気分がよくなりますが
しばらくすれば余計に落ち込んでしまいます
なぜなら
最もラクで気分がいいのは「変わろう」と決意する時だから
変わろうという決意は
「目先の欲求」を満足させるには効果的です
まだ何1つ成し遂げていなくてもいい気分になれるのですから
しかし、みんな知っています
変わろうと決意するだけは現実は何も変わらないと
決意しても何の行動も自ら起こさず
しばらくすれば、変わろうと決意した時に感じた
興奮すらすっかり消え失せ失望と不満でいっぱいになります
期待通りにいかなかったことで
またもや罪悪感や不安、ストレスで自信をなくしてしまいます
けれど、再び途方に暮れて
ワラにもすがりたい気持ちになってくると
また「変わろう!」と決意しようと思い同じことの繰り返し
気持ちよくだけなってまた後悔して・・・
この繰り返しを
「偽りの希望症候群」=「ゲーム」というそうです
現状を本気で変え自分を変えたいと思っているのであれば
変わろうとする決意ではうまくいきません
これは目先の「気晴らし」には効果的ですが
長期的に自分を変えていく方法としてはNGです
自分を変え人格を磨いていくに
は、別の方法が必要です
その別の方法をとらないでいるといずれ
「でも」「だって」「どうせ」「無理」「できない」「やっても意味ない」
などの言葉が自分を支配し
変わろうとする気持ちさえ起きなくなります
「人格は繰り返す“行動”を“習慣化”し定着したものである」
「人格は頭ではなく手足が作る」
私たちは「人格」や「在り方(Being)」を
直接変えることができないことを経験的に知っています
人格や在り方(Being)というのは、適切な行動(Doing)を
繰り返す中でしか変わりません
適切で具体的な行動を起こす、起こした人だけが
自分を変化させ、人格・人間力を高めて行けます
偽りの希望症候群にならないよう、ゲームをしないよう
「今」自分が具体的にする行動は
そしてそれを続けるためには
息子と考え実践します
息子さん良い所もたくさんありますよ(笑)
子育て楽しいですよね
今日も素敵な一日になります
感謝を込めて