昨日は76年目の終戦記念日
お盆もあって群馬県本家のご先祖様に
と思っていましたが
コロナと大雨で断念
ふと本棚に目をやると
飛び込んできた一冊にビックリ
まさかこのタイミングで・・・
そして子犬を抱く荒木幸雄さんは
群馬県桐生市出身で当時17歳
今、同じ部屋でゲームをしている
息子と同じ歳・・・
この時代のギャップと
親として、もし子どもを戦争に
行かせることになったら・・・
今だからこそと思い
読み直しました
本当は航空技術者になりたかった荒木さん
自分の夢など語れる時代ではなく
お父さん宛の手紙に
光陰矢の如し 一寸の光陰軽んずべからす
毎日はこれなのである
極めて短期間である故
一分一秒たりとも絶対に
遊ばずに勉強する覚悟なり
極めて短期間、何が・・・
そして何ために・・・
覚悟とは・・・
コロナと言えども自由と平和の中で
生きられている自分は今
命を、日々をどう生きているだろう・・・
17歳の少年の心意は
おそらく目の前にいる息子と
変わらないはずです
カメラのレンズを見る
荒木さんの目は
今の私たちと日本の現状に向けられていて
今の日本を見たら
荒木さんは何を思うだろう・・・
人への思いやりと感謝
利害よりまず公共
オリンピックでも見られた
勇、仁、誠、義、考
武士道の精神
もう一度
日本人として、大人として
今できること、しなければならないことが
あるはずです
特攻へ出撃した皆さんが
一番気にしていたことは
自分が亡き後の
家族と戦争を含め
日本の行く末だったそうです
平和ボケと叫ばれ
ボケる理由は簡単です
人任せ、自分には関係ない人事思考
どこか今の日本の流れが
強い権力に操られ
NOと言えない荒木さんの時代に向かって
ましてコロナで加速しているように
思えてなりません
世の中、政治、環境、人のセイに
するのではなく、
自分で考え、選び、行動する
私は「みんなが」という言葉が
好きではありません
本当の平和とは、そして
子どもたちに残したいものは
何かを考え
今を生きたいものです
この国を守ろうと命を懸けてくださった
皆さんとそのご家族のためにも
感謝しかありません
私が17歳の時は好きなバスケットを
ガンガンやっていました
息子に本を紹介したら
「そうなんだ、戦争ねー」でした