保健室
「命の授業」の腰塚勇人です
今養護学校に勤めていてよく耳にする言葉に
「クールダウン」=「落ち着かせる」があります
それは子どもたちの中で
イレギュラーなできごとや見通しの立たないこと
そして自分の思いがうまく伝わらないときなどに
不安や怒りから小さな(時には大きな)
パニック状態になることがあり
その時に気持ちを静めるという意味でつかわれています
その第一ステップが静かな一人になれる場所への移動です
(教員が一緒のことが多いです)
そこで落ち着きを待ちます
先日ふと思ったことがありました
学校の「保健室」って特別な場所だな~
確かに入ってみると明るさや空気がなんとなく柔らかい気がします
全員とは言いませんが、養護教諭の先生の醸し出す雰囲気や言動が
大きく影響していることは言うまでもありません
当然体調の悪い人が行くところなのですが
今では身体的なものだけではなく
そのほかの色々な悩みや不安を抱える子どもたちが
担任には言えないけど・・・
素直に心開ける場所になっている場合が多い気がします
それが全員の子どもたちすべてに受け入れられる場所ではないにせよ
とても必要な場所であることは間違いないです
そしてその保健室的な場所は私たち大人にも必要です
家の中にあってもいいし、どこか立ち寄れる場所であったり
素直に自分の心を開け打ち明けられる人がやはりいてほしい
そう感じているのは私だけではないと思います
でもみんな、自分のことで正直いっぱいいっぱい
気持ちはあっても・・・
私は「生かされ組」を名乗る友人であり、コーチであり、同級生の
藤田潮さんの存在がどこかで心の最後の砦の3歩手前にいてくれます
彼女も病気で生命の淵をさまよった方で、それ以降の愛読書が
「家庭の医学」というから笑えます
上は高校生、下は3歳になる3人のお子さんのお母さんをしながら
また、プロコーチでもあり「聴く」の本を出版されています
教師にも親にも絶対必要なバイブルだと私は思っています
親として大人としてそして同級生、生かされ組として尊敬している方です
そんな藤田さんが「保健室」というタイトルでアメブロを始めました
よかったらブログをのぞきに行ってあげてください
http://profile.ameba.jp/hokennshitsu
爽やかさの中にピリッと一粒辛みが効いている感じが私はしています
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