「命の授業」の腰塚勇人です
５年前よりよくいくおいしいおそば屋さんがあります
看板娘ならぬ看板女将さんがいらっしゃいます
私のことを先生と読んで気さくに話しかけてくれる女将さんでした
時に「いらっしゃい！！」のあと１０分間くらい女将さんとのお話タイムも・・・
注文もせずに・・・
しかしその女将さんが４年くらい前からお店にはいたり、いなかったり
ここ２年間はお店には出ていらっしゃらなかったです
大将からは更年期症からくる身体の不調と話を聞いていました
先日半年ぶりお店に行ったら
お店の奥から元気な声で「いっらしゃ～い！！」
！！「女将さんの声だ」
嬉しくなり「女将さん元気になったんですね！！」と
すると女将さんは
「そうふっきれちゃった！！」
私には「？？？・・・」
そのあと女将さんの１０分のトークタイムが以前同様始まりました
なんだか嬉しくなりなりましたが、女将さんからは爆弾発言の数々・・・
女将さんはうつ病だったそうです
その原因は仲のいいと思っていた旦那さん・・・
女将さんの一方的な話なのでうのみにするつもりも
誰が悪いという気もなく話を聞き続けました
女将さんと旦那さんが二人三脚でやってきたおそば屋さんのはずが
職人気質の旦那さんとそれまで頑張ってこれたのは
女将さんの中でお子さんを一人に前にするまでは・・・
という決意からだったそうです
お子さんが独り立ちをしたあるとき
旦那さんの一言に女将さんがぶち切れ
今までの私の人生一体何・・・と無力感に襲われうつになってしまったそうです
言葉一つで・・・
受け取り方一つで・・・
毎日の小さな行き違いが積って
取り返しのつかないことに・・・
女将さんも大将にも言葉では言いつくせない
ご苦労があったことははかり知りえません
そんな中、女将さんは私に向かい
「先生私たちって幸せよね！！」って言いました
「こんな経験なかなかできないもんね」
「今を元気に生きてることが
しあわせに感じる勉強をさせてもらえたんだもんね」と
「私もこれからこの経験を誰かのため生かしていこうと思っているの」
「先生一緒に頑張ろうね」とはっぱをかけていただきました・・・
「そうですね・・・（笑）」
旦那さんは厨房で料理を作りながら黙って聞いていました
本当にお二人ご苦労は正直分かりません
でも今一緒にお店に出られています
いつまでも仲良く元気でおそば屋さんを続けてほしいと願うばかりです
女将さん今を楽しみましょう
その誰かが旦那さんであってほしいな～
