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「大好きが仕事にあらわれる」 ~自転車整備~

「大好きが仕事にあらわれる」 ~自転車整備~


息子のクリスマスプレゼントは自転車でした
幼稚園の年長さんから乗っていた20インチの自転車
小学3年生の彼には小さくなり
前からおねだりされていました

サンタさんにお願いしたものは
また違ったみたいです

自転車屋さん行くと
自分で決めていたものが最初からあったみたいで
1分で決定でした

購入手続きの書類など10分で終わり
店員さんから「すぐにお渡しできますから」の言葉に
息子は「パパ、まだ明るいから家に帰って乗れるね」

しかし、そこからが長かったぁ~
自転車受け渡しまでが1時間

ブレーキの利きやギヤの変速の調整だけで
何か新しくパーツをつけるというものでもないのに

整備がやけに時間がかかるなぁ~と思い
あまり気の長くない私は整備のところへ行ってしまいました
(息子に早く自転車に乗せてあげたい親心からですよ)

何も言わず整備をみていると
(怒った顔でにらんでいないですよ)

しかし、整備をされている方の真剣さに
引き込まれていきました

当然、安全性と不具合のない乗りやすさの調整は必須です
しかし、所詮、量販店で売っている自転車です
どこか私の中では足に使える消耗品・・・
それに息子のことだからどうせ転んで
新品の気持ちなんかすぐになくなるだろう・・・
程度の感覚でしかなかったのですが

整備している方の目と手際のよい作業は真剣そのものなんです
「おそらくこの人、自分も自転車こだわって乗っている・・・」
そんなオーラが出ていたんです

たかが量販店の自転車、されど自転車

お店の規定の整備というより
自分のこの自転車に対する納得のいく整備
そんな感じでした

整備が終わったときの「よっし!!」の声が
もの凄く頼もしさと安心を感じ
またその店員さんの息子へ自転車を渡すときの
「気をつけて、楽しく乗ってね」言葉とその表情に

満足感とやりきった感のある
「イイ仕事をした~」そんなエネルギーを感じました

「大好き!!」が仕事にあらわれている方でした

私の周りには
イヤイヤ、しょうがなく、とりあえず、やらされている
そういう気持ちを外に出し
疲れている、人生終わったオーラで仕事や今を生きている人が
本当に少ないんです

なので話しをしていても
「でも」「だって」「どうせ」の会話が少ないです

好きなことは見つかりそれを仕事にできたとしても
それを心から楽しいと思える、楽しそうと思わせるまでの
情熱と創意工夫は
ちょっとやそっとのものではない気もします

時間はかかり日が暮れ、息子はこの日は自転車に乗れませんでしたが
私にとっていい人に出会え
心に刺激を受けたときでした
私もそんな仕事をしたいと思っています

好きなこと、好きなものは大切にしますね
今日も素敵な一日になります
感謝をこめて


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