「命の授業」の腰塚勇人です
福祉フォーラムに参加するため
岐阜に来ています
これからの日本、高齢者の方が増え続け
元気に自立した生活がしたくてもできない方が
増えていくことは誰もが分かっています
自分や妻の父母をみていても
自分たちとの生活とは別に
父母の老後ではなく
最期までの生活を考える時期になっていることを
生活の中で実感します
息子をみて自分が来た道
父・母をみて自分がこれから行く道
子どもとして感謝と共に
できる限りのことができたら・・・と思いながらも
自分のたちの生活とどう折り合いをつけ
その中で親父お袋に自分たちらしく生きてもらうには・・・
逆に父、母は子どもには迷惑をかけないようにと
常に考えているようです
一緒に生活するようになって
お互いの生活が落ち着きはじめ
色々なことが安定しはじめました
隣にいてくれることによって
何かかったらすぐに対応できる安心はありますし
まずはその部分からと思っていたのですが
一段落がつき
生活のペースやリズムがつき始めると
とりあえずのはずが→
これでいいに変わりはじめていることに気がつきました
逆にこれから何かもう少し
生活のQLOを高めようと行動しようとするときに
今のペースやリズムを崩さなくてならないことへの
ストレスが大きくなってきているんです
親父には親父の人生
お袋にはお袋の人生
夫婦の人生と私たち家族の人生
そう考えれば今は今で
両親から要望があれば動くでOKなのかも知れません
でも何かもっと・・・という気持ちがあるんです
それは自分に対しても両親に対しても
この今の状況で本当にイイの?
今を老夫婦なりに一生懸命に生きていると
感心させられることばかりです
だからこそもう一花も二花も
咲かせてもらいたい気持ちになるんです
家に帰ったら、今のこの気持ち
素直に、冷静に伝えてみます
いてくれるうちにしかできないことだから
自分たちもこれから行く道だから
感謝を込めて
