守ってあげたいはずが・・・
「命の授業」の腰塚勇人です
先日、子育て研修に参加する機会を頂きました
その中で衝撃的な内容を講師の方が伝えてくださいました
(私も講師でしたが・・・)
それは両親の我が子を深く愛するがゆえの「落とし穴」
子どもは2歳を過ぎある時期を超えると
突然しゃべり出す言葉があるそうです
なんだと思います?
それは「やだ」=「ノー」
この言葉を最初に覚える理由は簡単で
「両親から何度もこの言葉を聞かされたから」だそうです・・・(ガビ~ン)
そこには子育ての「落とし穴」が・・・
両親は、自分の子を深く愛するがゆえに
「守ってあげたいという気持ち」が強すぎて
「どのように愛するか」よりも
「どのように保護するか」のほうに
はるかに多くの注意を注いでしまうそうです
そのため子どもがする多くのことに
「ノー」と言ってしまう傾向が強いそうです
(その通りかも・・・ 苦笑)
自分の子どもの命と人の命を
安全面という責任としてあずかる親としては
我が子の好奇心を管理し、制限せざるを得ないのもよくわかります
けれどその結果、私たち親の発する言葉は
子どもが「してもいいことに焦点を当てる」よりも
「してはいけないことに焦点を当てる」ことのほうが
圧倒的に多くなってしまっているそうです
すると、3歳になる頃には
「パパとママの言うことを聞けば愛され、言うことを聞かなければ愛されない」
という
「条件付きの愛」を学び始めるそうです
7歳ぐらいまで条件付きの愛を学び
そして、その後の人生での「自分が結ぶ人間関係」のほぼすべてに
このパターンを持ちこんでしまうそうです
「愛というごほうびをもらえそうか、もらえなさそうか」
「あなたが何をしようと、何をしまいと、私はあなたを愛します」
という関係=「無条件の愛」は
「まれ」になってしまうと講師の方は言っていました
「あなたのありのままを愛しているよ」という関係
そのような「無条件の愛」には
観念も規則も行動の制限も考え方の制限
そしてねたみや比較・競争すらありません
そんな親でいてあげたです
まだ間に合うか・・・(笑)
気づいたときがはじまりでイイですね
感謝を込めて
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