たくましい子どもたち
昨日は秋田県横手市の
2校の小学4~6年生の児童の皆さんに命の授業でした
秋田の友人に「秋田に行くよ」って電話したら
「どこ?」って
「大曲から横手だよ」って答えたら
「あそこは雪スゴイよ」って
雪は好きだし大丈夫と思って大曲に着くと
辺り一面雪どころの騒ぎではなく地吹雪で前が見えないんです
大曲から横手への電車はストップで代替え輸送のバスが出ていますと
路線バスでした・・・
電車なら20分のところ、バスで吹雪の中1時間
外を見ると道の両脇には除雪や屋根からの雪の固まりで壁ができていて
軽く3メートル近くあるんです
そしてニュースでは見たことありましたがこの吹雪の中
本当に屋根の上に昇り雪下ろしをしている方を発見
その時、思ったことです
「こりゃ~本当に命がけだわ・・・
ここで生活している人は凄いなぁ~って」
後で話しを聞いたら、今年一番の大荒れだったとか
・・・
もう一つ思ったことです
「ここで生活をする子どもたちはこれが当たり前なんだよなぁ~」って
雪の結晶のようにキラキラした目で温かい雰囲気の中
一生懸命に話しを聞いてくれた子どもたちでした
しかし、講演が終わったあとも学校の外は吹雪が続いていました
それでもその中を元気よく歩いて帰る子どもたち
「腰ちゃん、またねぇ~」だって
吹雪かなくてもこの雪の中、毎日歩いて登下校しているんだもんなぁ~
小さい頃、戦争で雪の多いところに疎開していた母が言っていました
「雪は見るのもヤダって」「春が待ち遠しくて仕方なかった」と
ねばり強く、たくましくならないはずがありません
それを帰りの車の中で先生に話しをすると
子どもたちの親も、そのまた親も
朝から雪かきをして、それから仕事に行って
休みとなれば屋根の雪下ろしをして
子どもたちはそんな親や大人の姿を見ている中で
自然と自分たちにできることを考え、行動するように
なっているのだと思いますと
全国、温かかく素敵な大人、先生
そして元気な子どもたちたくさんいます
でも、ここの子どもたちは何が一味違う強さを感じます
活躍して欲しいなぁ~
この雪はおそらく一生忘れません
そしてもう一つお昼にいただいた
B1グランプリで優勝した横手焼きそばと
生まれて初めて食べたきりたんぽ鍋の味も忘れられません
とっても美味しかったです
今日はこれから
宮城県石巻の電気屋さんのお母さとご家族の
顔を見てから帰ります
今日も素敵な一日になります
感謝をこめて
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