9回目の誕生日 ~新しい蝶になれました~
「命の授業」の腰塚勇人です
2011年3月1日
2002年3月1日のスキー事故から
今日でまる9年が経ちました
命と人生を救ってもらいながらも
私の身体も人生観も考え方も行動も全部とは言わないまでも
半分以上を変える出来事でした
今日のこの日を迎えるまで
ケガをする前の自分とケガをした後の自分のギャップがありすぎて
本当に苦しみました
ケガをする前には戻れない・・・と分かっていても
過去を引きずるなんて・・・って分かっていても
本当に辛かったです
自分で言うのはバカかも知れないけど
本当に教師は天職で
子どもたちが大好きで
クラスが大好きで
体育の授業が大好きで
部活が大好きで
毎日が本気で夢を追っていたから
そして自分次第の成長で夢や思いは必ず叶うって心から信じていたから
だからケガしたときは羽根をもぎ取られただけでなく
手足までもぎ取られた蝶のようでした
皆さんのおかげで手足は少し回復しました
命があるだけ・・・
手足がここまで動くようになっただけでも・・・
一生懸命に自分に言い聞かせ納得させようと必死でした
でも、羽根はもぎ取られたまま
蝶として空を飛ぶことは二度とできませんでした
すなわちそれは私とって体育教師でなくなってしまった時でした
たくさんの方から生きててくれて良かった
今のあなたの頑張りから勇気をもらっている
そんな言葉をいっぱい言われました
でも正直、嬉しくなかったんです
それは
自分では全く今の自分の生き様に納得していなかったから
長いトンネルから抜け出したくても先に光が見えなかったんです
自分がどんな新しい羽根を持つ蝶になれるか
目指す自分像が分からなかったんです
本当に苦しかったです
「まあ人生こんなもんだよ」と
自分の人生、妥協し流し始める生き方が怖くて・怖くてたまらなかったです
この9年間
毎日とは言わないまでもし続けたこと
本気で悩みました
本気で新しい自分なりの蝶になるという夢を探しました
本気で自分を信じました
一昨年やっと自分になれる蝶が見つかりました
そして昨年、やっとサナギになれました
そして今年、やっと自分らしく自分で納得のいく
赤ちゃん蝶になれました
こんな書き方をしてたら蝶ではなくセミ?!って思いながらも
私のことを知っている方々は「蝶???・・・」って思うかも知れませんが
今日は勘弁してください(笑)
ようやく過去の自分とさよならできました
ようやくこのケガの体験を学びとして受け入れ
今を生きることができるようになりました
ようやく周りの方々の言葉を素直に聞けるようになりました
これからは自分らしく責任を持って
全国を飛び回り成長し続けます
たくさん書きたいことがある中で、今一番皆さんにお伝えしたいこと
それは皆さんのおかげで今の私は人生で一番幸せです
そしてこれから先もそうであり続けられる!!と
心から思える自分がいます
なぜなら夢を見つけ生きることができているから
これからの1年間もよろしくお願いいたします
自分らしく命の授業の講演家として夢を生き続けます
感謝をこめて
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