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言葉なんていらない

言葉なんかいらない


「命の授業」の腰塚勇人です

昨日、できたてホヤホヤの私の分身を

小学校3年生の時の恩師
私の講演を初めて企画してくれた「命の授業」の生みの親のところへ
渡しに行くことができました

昨年の3月で横浜市の小学校を校長として退職した先生
恩返しの意味を込め、退職慰労パーティーをささやかながら
開かせてもらい、今後の夢を語っていた先生

その夢の中には教師をしていなかったらやりたかった
作家活動・・・
そのためこれからは小説を書くことに意欲満々でした

プレゼントは万年筆にしました
(おそらく原稿はパソコンだとは思ったのですが・・・)


そんな先生が前立腺がんにかかって
放射線治療をしていたのを知ったのは半年経ってからでした

伊豆に住む夢も
作家の夢も
少しの間お預けになりました・・・

でも、その「少しの間」には正直期限が見えていません

それでもそんな不安は少しも見せず「今を生きている先生」

なので私も病気のことには一切触れません
「大丈夫?」も言いません

教員になって2年目の年賀状に書いてあった恩師の言葉を
今度は私が伝える番だと思っているからです

「お前も頑張っているから、俺も頑張る」

先生、俺も日本全国で命の授業頑張るから先生も頑張って・・・って
言葉では言いません

それでも伝わると思っているから


なので、恩師へ本を渡すのが待ち遠しくてたまりませんでした

本を手にした恩師は何も言わずに黙ってページをめくっていました
何も会話のない時間

でも、そこには言葉なんてなくても
言葉が入りこめない、言葉が本を通じて交わされていたような気がします

先生、俺頑張ってるよ・・・

目に涙をためた恩師の口から
「腰塚、すげ~よ」「イイ本だよ」と・・・

私は一言
「先生の魂を受け継いだだけだよ」と・・・

あまり体調が良くなさそうだったので
早めに切りあげました

初めてかもしれません
別れ際に抱き合ったのは

うれしさと悔しさと切なさと励ましと涙が混ざり合ったものでした

別れ際、先生が

「この本のおかげであと20年生きられそうだ・・・」と

だから言いました
「毎日抱いて寝なよ」「長生きできるよ」って


過去には生きられない
未来にも生きられない

今にしか生きられない

先生、俺、今を全力で生きるよ
その姿、いつまでも見ていてくださいね

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