沖縄教育講演会
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日は、進学塾主催の講演会でした
そのサブテーマが
「待ちの教育を試みる」でした
人格形成の一つとして学力があり
そのほかにも心の教育に力を入れている塾でした
私はケガをする前とケガをした後では考え方も生き方も
大切だと思っている軸=幹は変わっていないものの
その軸から伸びる枝・葉は全く違うものが生えた気がします
その大きな枠となるキーワードが「待つ」でした
本当に私はケガをする前は「待つ」ことができない
大人でした
教師でした
ちょっとはできていたかな・・・
ケガをして現場復帰をして今こうして生きている中で
たくさんの人に「待って」もらいました
私の話を最後まで聞いてくれました
私の復帰を信じ、待って、私を学級担任にしてくれました
私の気持ちの整理ができるまで待ってくれました
私が夢を語るまで待ってくれました
質問された答えに私なりの答えを言うのを待ってくれました
私が歩くのが遅くても笑顔で黙って待っていてくれました
たくさんの人が待ってくれました
私は「待つ」ことが本当に苦手な人間でした
待つとことは相手のペースに合わせることであり
自分の思う通りに物事がいかない、ならない・・・
毎日どこかでイライラ感を抱えて
その気持ちを言葉や感情にして生きてきました
本当にこのケガをして待ってくれる人の存在こそ
わたしの人生を救ってくれた方々でした
「待つことが」与えてくれるギフトそれは
「信頼」=ラポールであることに気づくことができました
人は「信頼されている」と感じるとその人を裏切りたくない
その関係を壊したくないという気持ちが私の場合はたらきました
だからと言って無理をしたわけではないですが、毎日気持ちが
「安心感の中で自主的な前向きさ」を持ち続け、
リハビリや生活を送ることができました
その学びをシンボルとして表したものが「心」のマークです
支えてくれてありがとう
包んでくれてありがとう
私は安心です
幸せです
今度は私の番ですね
待ってくれる人の存在
今の時代だからこそ、大切な人のような気がします
私もまだまだです・・・(苦笑)
教育講演会に参加できたこと心から嬉しく思っています
WAO!コーポレーション沖縄本部の皆様、
ありがとうございました
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