その笑顔いつまでも・・・
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日は宮崎県都城病院看護学校の先生方と生徒の皆さんに
ご縁をいただきました
文化祭の中での講演でした
演題は「絶望の淵で私を救ったもの」
私にとってそれは妻であり、両親や弟であり
職場の同僚や生徒たちであったのと同じくらい
いや・・おそらくそれ以上の生きる勇気と希望を与えてくれたのが
ドクターであり看護師さんであり、リハビリの先生であったと
言っても過言ではないんです
アンビリーバボでは学校の先生と生徒たちの応援が中心でしたが
医療スタッフの方々とのエピソードも番組にしてほしいくらいです(笑)
そのくらい私の命と人生において一番苦しい時を支えてくれた方々・・・
なので看護学校の生徒さんたちへの思い入れはまた
私にとっては格別でした
生徒の皆さんにお会いしたその瞬間から
「お願い・・・」と思ったことがあります
それは生徒さんたちの笑顔がとっても素敵だったこと
素敵というより綺麗でした
本当に花のようでした(すみません・・・男性の方もいらっしゃいました)
だからこそ「お願い」でした
現場に行ってもその笑顔を見せてあげてほしい・・・
その笑顔で何人の患者さんが
その時に生きていることへの幸せを感じることができるか・・・
こう思ったのは
私の教え子のからのこんな一言でした
なりたくってなった看護の道でした
その情熱と志は本物でした
その彼女が私に悩みを打ち明けました
「誰のために仕事をしているか分からなくなりました・・・」
彼女の顔からは以前のような笑顔はなくなっていました
話を聞くと自分の力が足りないことは十分承知の上で
患者さんに対して必要だと思って行った言動に対し
上司やドクターから
「余計なことをするな」
「あなたは責任持てるの?」
「裁判になったら負ける・・・」などの言葉を含めた
彼女なりに患者さんにとって大切だと思ってやって来たことを
否定されたり、経営的な視点から患者さんを見ている方の多さに
医療ビジネス化をものすごく感じ悩んでいました
そんな病院や医療関係者の方ばかりでないのは分かっています
しかし、現実そういう環境もあるということです
彼女には自分が力をつけるか、環境を変えること
そして本当に自分がしたい看護について考えてみることを提案しました
これから昨日の彼女たちも夢と志をもって医療現場に入っていきます
当然壁や失敗に直面することは予想されます
でも、彼女たちの笑顔や志が失われるような
対同僚の方の言動や医療環境ではあって欲しくないと
心から願います
一番大切なのは彼女たちの情熱と看護師になる目的であることは
十分承知の上で感じたことを書かせていただきました
だって彼女達の今は希望に満ちているから
笑顔が輝いていたから
そんな彼女たちの情熱の火を絶やさないのも
私たち大人の役目だと感じました
その彼女たちの笑顔の後ろに
真剣に彼女たちと向き合う先生方がいたことは言うまでもありません
大げさなようですが自分の人生、真剣に考えている若者は多いです
そしてその若者と真剣に向き合っている大人もたくさんいます
息子の屈託のない笑顔をいつまでも見たい・・・
そんなことが頭の中をよぎった時でもありました
ものすご~くたくさんの感動と刺激を受けた出会いでした
皆さんありがとう
感謝を込めて
今日は夜に大分駅近くで講演です
今からものすごく楽しみです
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