黒光りをはじめた廊下
3年半ぶりに伺った長野県箕輪町にある中学校
昨年、私の命の授業を受けた生徒さんさん達が
全員卒業したということで養護の先生から
再度講演のオファーをいただいていたのですが
インフルエンザの影響で中止になりその後調整がつかず
1年待ちの今回の講演となりました
電車に乗っているときから
駅で待っていてくださる先生のお顔が頭にあり
駅に着き「ご無沙汰しています、今回もよろしくおねがします」の
「またこれた!」という思いの中で挨拶ができる喜びは本当に幸せです
そして3年半前に伺ったときのインパクトが
もの凄く強かった学校に再びこれた喜び
前に伺った時はちょうどお昼休みが終わり
掃除の時間になろうとしていた時でした
生徒さん達が頭に手ぬぐいを巻いていて
みんな無言で掃除をしていました
木の廊下も膝をつき自分の左右に動く手の範囲で
端から一枚一枚丁寧に拭いていたんです
驚きでした
当然、その後の講演を聴く態度も言うまでもありません
3年半ぶりに伺って職員玄関を入ると
廊下が黒光りをしていたんです
3年前は白木の廊下でした
初めて合う生徒さんたちでしたが
生徒さんの掃除をする姿も変わっていませんでした
当然、話を聴く姿も
そのことを校長先生にお伝えすると
「先輩達からの伝統です
そして先生方の姿です」と
自分たちが本当に大切と思うものを大切にし続ける
大切なものが何かを教え伝え実践する
まさに意識の継続と伝統の力を感じたときでした
感動して講演のはじめで
「凡時徹底」と「良樹細根」の言葉を送りました
一つの視点に過ぎないかも知れませんが
学校教育と先生方の力の凄さを感じたときでした
子ども達は幸せです
と同時に最初にこれをやり始め、続けてこられた
先生方のことを思わずにはいられませんでした
「3年後、また先生をお呼びしますから」
の言葉が嬉しかったです
また廊下を歩きたいです
素敵な先生方と生徒さん達に、またまた会えました
だから自信を持って子どもたちに言えるんです
先生、大人信じて大丈夫だよって
今日はこれから
茨城県水戸市の高校と常陸太田市の中学校で命の授業です
その足で札幌に向かいます
今日も素敵な出会いが待っていてくれ
思いを伝えられる幸せをかみしめ
心をこめて命の授業をさせていただきます
今日も素敵な一日になります
感謝をこめて
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