看護の卵たちへ
昨日は帝京高等看護学院の卒業前の学生さんたちへの
命の授業でした
学生さんたちは看護の国家試験が二日前に終わったばかり
入院中に知ったことなのですが
卒業を迎えるどこの学校の学生さんも
試験前にほとんど勤務先の内定をもらっていて
試験に落ちるわけにはいかないようで
みんな必死だそうです
こういう頑張らせ方もあるんだなぁ~と思ったときでした
きっかけはテレビ寺子屋さんを見てくださった先生からのご依頼で
これから新人ナースになる学生さんにエールとアドバイスをと
自分の入院中の経験しか話せないものの
私の命と人生を救ってくれた医療スタッフの方への感謝は
言葉では言い尽くせないものがあり
あの時のあの一言が・・・、あの行動が・・・
そんな私に生きる勇気を、生きる光を与えてくれた
医療スタッフの方の言動を話させて頂きました
そして最後に
皆さんお一人お一人にしか救えない命と人生があり
とっても厳しい仕事である以上に
とってもやりがいのある仕事でもあると伝えました
1時間半頭も動かさずに真剣に話を聴いている学生の姿を見たときは
これからの現場での活躍に期待をした私がいました
先日も私の講演を聞いてくださった看護師さんから
こんなメッセージを頂きました
病気、障がいを乗り越え前向きになるまでには
いろんな苦悩もありますよね
私が勤めた脳外科、消化器内科の病棟では
麻痺や癌に苦しみ命をたとうと考えた方々
残念ながら命をたった方にも会いました
腰塚さんの講演やブログを拝見しながら
支える看護婦目指してます(^_^;)
いつも講演で必ず言わせて頂くことが
看護の仕事は患者さんの命と人生を支え
患者さんに生きる勇気と力を与える
ある意味ガソリンスタンドだと
だからこそ皆さん自身が自分の心と体のエネルギーを
エンプティーの状態にしないようピットインのできる
環境をつくって欲しいと
尊敬できる先輩を見つけ
気持ちを打ち明け励まし合える仲間をつくって欲しいと
看護の卵たちの目がキラキラしてました
できればでイイです
患者さんやその家族の悪口をいうナースにはなって欲しくないです
誰も来たくて病院に来る人はいないから
入院したくてする人もいないから
今、皆さんそれぞれが持つ
これから向き合う仕事への思い
大切にして欲しいです
皆さんにしか支え、助けられない人がいるから
仕事は志事だから
今日、明日と岐阜の福祉専門学校で
福祉科と作業療法科の学生さんに3講座の講師です
講演と違って学生さんを前に授業をするのもとっても刺激的で
学びが多いんです
楽しんで頑張ってきます!!
今日も素敵な一日なります
感謝をこめて
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