昨日の午後は群馬県立伊勢崎清明高校で命の授業でした
キッカケは２０１２年の９月に長野で一般講演があったときに
清明高校のソフトボール部の先生が聴きに来てくださり
いつか生徒たちにと約束してくれたんです
そして昨年５月には県高等学校ＰＴＡ連合会での講演には
校長先生方が出席されていて、そこでも校長先生から生徒たちに聞かせたいと
昨日は顧問の先生と校長先生のお二人から
「夢が実現しました」「きっと生徒たちの心に響いてくれると思います」と
こちらの方こそ・・・そんな気持ちでいっぱいで気合いが入りました
２，３年生への講演でしたが
その中に何人かの顔見知りの子を発見
顧問の先生からのご縁で何度か試合の応援に行った
ソフトボール部の生徒さんたちです
プレーヤーの顔から１８歳の女の子になっていました
皆さん進路も決まったそうです
おめでとうございます
ストーブはありながらも体育館は寒かったんです
それでも１時間半落ち着いて一生懸命に
話しを聞いてくれる生徒さんたち
とても顔が穏やかで目が透き通って
真っ直ぐに物事を受け止めることのできる生徒さんたちがたくさんの
素敵な学校でした
講演が終わり校長室へ戻ると、一人の学級担任の先生が
「生徒が腰塚さんにどうしても話しをしたいことがあるというので
良いですか？」と
女の子でした
「私はどうしても自分のことが好きになれなかったんです」
からはじまって、自分の生育歴で家庭で苦しかったことを話してくれました
そして最後に「今の自分を大切にします」「自分を少し好きになれました」って
一緒に泣きました
みんな誰かに分かってもらいたい、伝えたい
気持ちがあるんです
一緒にいられた、校長が
「一人でずーっと頑張ってきて
張りつめ続けた糸ののようだったんでしょうね」
「あのこのような生徒たちたくさんいるんでしょうね
もっと生徒たちに目を向けてやりたいです」と
すると顧問の先生「僕なんかゆるみっぱなしです（笑）」と
校長室まで来て思い伝えてくれた彼女の勇気と行動力に
感謝の気持ちでいっぱいでした
夜、彼女からメールが来ました
そこには「私からのお礼です」とこんな詩が書かれていました
『君が流した涙が
いつか花を育て咲かせて
君の目の前に広がるはずだから・・・
君が乗り越えた壁は
いつか君を守る盾となって
いつまでも守り続けるだろう』
最後に「命の授業、これからもずーっと続けてくださいね」って
今まで以上に本気で命の授業、続ける決意が新たにできました
彼女に感謝です
私は彼女にこの詩を送ろうと思います
つまづいたおかげで
つまずいたり ころんだり したおかげで
物事を深く考えるようになりました
過ちや失敗をくり返したおかげで
少しずつだが 人のやる事を暖かい眼で見られるようになりました
何回も追い詰められたおかげで
人間としての 自分の弱さとだらしなさをいやというほど知りました
騙されたり、裏切られたりしたおかげで、
馬鹿正直で 親切な人間の暖かさも知りました
そして・・・
身近な人の死に逢うたびに
人の命のはかなさと今ここに生きていることの尊さを
骨身にしみて味わいました
人の命の尊さを骨身にしみて 味わったおかげで
人の命を 本当に大切にする、ほんものの人間に裸で逢う事ができました
一人のほんものの人間にめぐり逢えたおかげで
それが縁となり、次々に 沢山のよい人たちにめぐり逢う事ができました
だから わたしの まわりにいる人たちは
みんなよい人ばかりなんです
彼女に会え、清明校のソフトボール部の子たちに会え、生徒さんたちに会え
校長先生、心友の顧問の先生に会え
とっても幸せな時間でした
今日も一生懸命に生き、命の授業伝えます
人は幸せなるために生まれてきているんです
その幸せは自分と大切な人たちと必ず作り出せるんです
今日は神奈川県愛川町の中学２年生の立志式に伺います
今年で２回目です
今から楽しみです
今日も素敵な一日になります
出会いに感謝です
