与えられた場所で咲き続ける 〜長興寺枝垂桜〜
小田原市長興寺の枝垂桜が見ごろと
ニュースでやっていて
去年はコロナで行けていない・・・
教員になった23歳の時、部活仲間の先生から
枝垂桜の存在を教えてもらって
それから早30年以上毎年
「元気でしたか」「今年もありがとう」って
樹齢330年を超える枝垂桜
普通の桜の寿命が60〜70年ですから
寿命以上にどんな時代を生き
どんな人たちを見てきたんだろう・・・
その存在だけで感動する一方
年々、花の数が少なくなっていて
生きること、命を考えさせてくれます
周りからは
花が少ないね、寂しいね〜、
弱ってきているみたい
の声も聞こえてきていましたが
歳をとったせいか
沢山の花のボリュームより
一輪の花に意識が向き味わう自分がいて
そう思うも
こう思うも
誰がどう思うかも全てあり
ただ私は
命の力で今、与えられた場所で
精一杯生きるだけです
それを喜んでくれる人がいるなら
それで十分
そんなメッセージを枝垂桜からもらいました
与えられた場所で精一杯生きる
そんな命の使い方は
日々したいものです
そして改めてシンプルがイイ
隙間があるからこそ
そう感じた時間でした
枝垂桜までの長い急な石の階段
今年もそれなりに楽しく上れました
健康第一ですね
今日も楽しく命を喜ばせます
感謝を込めて