あれから８年　今、私にできること




昨日は３・１１

８年前は東日本大震災の日




地震が起きたあの時間、私はちょうど

東京の中学校の体育館で講演真っ最中でした




人生で初めて命の危険を本気で感じた強すぎる揺れ

それは自分の命以上に心配したのは

体育館にいる生徒さんたちのことであり

神奈川にいる家族や父母のことでした




生徒さんたちが誰一人、ケガ無く避難できたことに

一安心しながらも

家族と連絡がつくまでは生きた心地がしなかったのも

人生初体験




そして校長室でＴＶをつけた時、飛び込んできた

地震４か月前に講演で伺った岩手県釜石市が

今まさに、津波にのみ込まれる映像に衝撃を受け

ＴＶに向かって「早く逃げて～」

と叫んだことを憶えています




そして、それから２か月後

友人たちと伺えた宮城県石巻市




実物の建物の壊れ方を目の当たりにして

津波の威力の凄さに言葉を失いましたし

この津波に人がのみ込まれたら・・・

まして自分の大切な人たちが・・・

胸が締めつけられました




８年経った今、私ができること




大切な人たちと当たり前の生活ができることへの感謝

したくてもできなくなった方がたくさんいます




今日を笑顔で生きていられることへの感謝

今日は生きたくても生きることのできなかった人の明日

笑顔のふりはできても心に大きな傷を負っている人は

たくさんいます




石巻、釜石に足を運ぶこと

その時、ご縁をいただいた皆さんとつながり続けること

決して忘れてはいけないことだから

そして、また起こると思うから




この８年間、本当に多くの自然災害が起こり

命が失われてきました

と同時に自然災害ではなく命が亡くなる、傷つく

ニュースも後を絶ちません




みんな命以上に大切なものなどないって

分かっているはずなのに・・・




今、この仕事をさせて頂ける事に

感謝でいっぱいです

これからも私の切り口で命の授業を伝え続けます

みんな誰かの大切な命だから

自分の命は自分だけのものではないから




石巻の友人の昨日のブログです




あの日から８年

今日は海が見える場所で黙祷

そして

負けないという誓い




みんなまだ、たたかっているんですよね

決して忘れてはいけない・・・




心を寄せて