あなたはどう生きる? ~余命2ヶ月の生き様~
高校時代の2つ上の部活の先輩がガンで亡くなりました
最後まで隣にいてくれたのがご家族と
私も仲良くしてもらっている同期の先輩でした
余命2ヶ月と診断されたのが昨年の今頃だったそうです
一緒にいてくれた先輩からのメールには
「あと2ヶ月の命と言われた俺の気持ち分かるか?」
と冗談は言うものの自暴自棄になることもなく
「まだ死にたくないから頑張るしかないな」と
常に明るく前向きに生きていました
何もしてあげられなっかたのですが
最後の最後まで本当に力強く生きた彼を誇りに思います」と
死と向き合い生きた先輩にしか分からないこと
一緒にいてくれた先輩にしか分からないこと
たくさんです
ただ人の死はいつでも悲しいですし
その方が身内であったり、一緒に生きた時間がある方ならなおさらです
そして亡くなった方が最後に残してくれるメッセージは
「あなたはどう生きる?」という
自分の今ある命と向き合う時間と使い方を与えてくれます
先輩のご冥福を祈るとともに
一緒にいてくれた先輩へ感謝の気持ちでいっぱいです
そして今をどう生きるかです
私もケガをしたあと
恩師から「これからだ」とという手紙をもらいその中に
森信三先生の 「修身教授禄」の言葉が書いてありました
未だ死について何らの考えもなく
死に対して何ら腰の定まらないうちは
その人生は、いまだ真実とは言えないと言ってよいでしょう
すなわちそれはただただ起きたり、寝たり
食ったり息したりというだけで
その人の真の人生は、まだはじまっていると言えないわけです
最後に「生きている、これからだ」と書かれていました
先輩からのメッセージ、肝に銘じ今日を生きます
それは教え子と心友が命と引き替えにくれた
「人はいつ死ぬか誰にも分からない、だからこそ・・・」
というメッセージを忘れ、命を失いかけた私にとっては
二度と忘れてならない
今ある自分の「命の使い方」なんです
先輩方、ありがとうございます
今日は広島呉で中学生、小学生に命の授業です
明日、告別式に参列します
今日も命と向き合いながら楽しく心を込めて生きます
感謝をこめて
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