胸には銅メダル ~4年の時間の流れの中で~
昨日は長崎県長与町「青少年健全育成町民の集い」で
命の授業をさせていただきました
毎年行われているそうで、町民の方から
私の話を聞いてみたいという声が寄せられたそうです
今年、5月に長崎市内の高校PTA連合会さま以来なので
半年ぶりの長崎
教育長さんはじめ委員会、連合会の皆さん、先生方、町民の方々が
真剣に話しを聞いてくださる姿に毎回、心から
子どもたちに思うことです
もっと大人を頼って大丈夫だよって
今度は学校の生徒さんたちに命の授業がでいたらと強く思う町でした
そして長崎といえば、この命の授業をはじめてから
4年のお付き合いにファミリーがいます
弟さんが事故で瀕死の重傷
お姉さんからどうしたらいいのか分かりません・・・の相談
その相談から1年後、弟さんは車いすで私の講演に来てくれました
でも、その時は本人もお姉さん、ご家族、親戚も
退院してきた喜び以上に不安でいっぱいな状態でした
「絶対大丈夫だから、自分の幸せを見つけられるから」
そんな言葉を言った気がします
それから昨年の夏に講演のあとファミリーと再会でき
彼は就職も決まり、不安はありながらも顔は前とは別人でしたし
ご家族の方も一安心されていました
また、車いすバスケットのチームにも入ったと教えてくれました
そして、昨日ファミリーみんなで講演を聞きにきてくれ
会場には「お帰りなさい」の文字が見えました
講演後、「先生これ」と彼が見せてくれたものが
銅メダルでした
今年の10月に行われた長崎国体の障がい者車いすバスケットで
メンバーになり3位になったと見せてくれました
「仕事も任されるようになり毎日忙しいですと
必要とされるってうれしいですね」って
「傷がいがあろうとなかろうと、君が一人の人間として
必要とされる、応援される生き方をしているからだよ」って伝えました
その後、お姉さんと旦那さんと話しをする中
「4年前は、あの時のことを
こんなふうに笑って話せる日がくるとは思えませんでした
家族がいてくれて、一緒に食事に来れて
当たり前が本当に幸せだと思えます」と涙ながらに伝えてくれました
みんなその時その時を、家族のために一所懸命に頑張ったんです
そして今、一所懸命が一笑懸命に変わりはじめています
時間がゆっくり、優しく解決してくれています
銅メダルも
彼の顔をも
ご家族、皆さんも輝いていました
雲の上では必ず太陽が輝いていてくれるんですよね
その太陽、見なきゃもったいないですし
太陽の光たくさん浴びて、心の太陽と共に
毎日を生きていきたいです
また、ただいま~って帰ってきます!!
今日はこれから広島福山の中学校に伺います
毎日、素敵な出会いと刺激に元気いっぱいです
感謝をこめて
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