仙台の掃除に学ぶ会の講演、その次の日の中学校のトイレ掃除
どちらも心が元気にきれいになったのですが
なんと言っても一番、元気になったのは
震災直後からご縁を続けされてもらっている
石巻の友人二家族が、この度、新居を建て住まわれたことにでした
震災直後、半崩壊したお店の立て直しや
その後の仮設住宅やアパートでの生活を
何度か伺い少しではありますが知っているだけに
新居を建てられそこに引っ越しをし生活をされている
ご家族の姿は身内のような感覚で嬉しくなりました
一家族は津波を受けた場所に
もう一家族は受けた場所から内陸に引っ越しを
こんな話しを聞きました
同じように建物は被害を受けながらも津波の姿を見て
実際に飲み込まれながらも命ギリギリで助かった人と
昔からの教えを守り地震直後、すぐに逃げ津波を肌で感じることなく
命が助かった方でもその後の生活でその土地に残るかどうかの判断は
大きく違うと
どちらがいいとかいうのではなく、体験した人にしか分からない
体と心に深く残っているものを考えると本当にその通りだ・・・
と思ったときでした
阪神淡路大震災を体験し自分の家の下敷きの中、一命を止めた友人は
やはりこれから起こるといわれている大地震の情報の収集と
万が一の時に最小限の被害でおさめる準備には余念がありません
でもその中、二家族の新居にお邪魔でき
新たなスターをきれる安心した笑顔には心から喜びを感じた時でした
もし自分だったら・・・ってやっぱり考えてしまいました
たくさんの生きる元気をもらいましたし
今ある生活がどれだけ幸せか・・・を改めて感じたときでした
しかし、引っ越しをしたくても資金面がネックになっている方や
その意欲すら湧かない方やお年寄りが多いのも現状だそうです
また、土地を確保できてもこれからの東京オリンピック等の建設ラッシュで
職人さんの確保や円高で資材確保に時間がかかり
家が建つまでに２年待ち、３年待ちなど順番待ちの現状だそうです
また、そういう方々を応援する組織に国からの支援制度があるようですが
一生懸命にやっている方々もいれば
この町に高級車レクサスが増えた・・・
弱者のための制度のはずなのに・・・と友人は言っていました
まだまだ知らないこと、気づけてないこといっぱいですが
これからも友人たちと共に生き
自分にできる応援をさせてもらおうと思います
心はつながっています
今日はこれからミーティングです
９月からの準備、しっかりします
今日も素敵な一日になります
感謝をこめて
