行けてよかった ~同志の存在~
昨日は私が正教員になって初めて勤務をし
6年お世話になった中学校で命の授業でした
正門も体育館も校舎も新しくなりながらも
職員室と3年生が生活する校舎は私がいたときのままでした
当然、通された校長室もそのまま
会議をしたり、密談をしたり、校長先生に呼ばれて怒られたり
当時と変わらず懐かしさを感じ、歴代の校長線先生の写真の中に
お世話になった先生の顔を見つけ思わず頭を下げてしまいました
こういう形で戻ってこれるとは・・・
何とも言えない恥ずかしさはありながらも
やっぱり嬉しかったです
大学卒業のとんがりにとんがった私に
教師として、社会人としてのいろはを教えてくれた場所
その一年目などは正直これが学校か・・・という状態で
何度も悔しい思いをしながらも
一緒に涙でき、夢を語れ、動ける先生方のおかげで
その悔しさと一生懸命に頑張っている生徒への申し訳なさから
後半の3年間はドン底から這い上がった思い出の場所であり
自分に成長を感じた時間でした
でも不思議とその時の大変さは何となくしか残っていなく
嬉しかったこと、楽しかったことばかり思い出すんです
その中で一番嬉しかったのが
その時期を一緒に過ごした同じ学年先生がたくさんいてくれたことです
この言葉が適切かどうか分かりませんが
私の中では「同志」でした
良い学年を、良い学校を
自分たちが自信を持って誇れる子どもたちと学校をつくりたい
本当に夜遅くまで子どもたちへの夢を語りあいました
仕事もしました
学年主任を先頭に
経験を持つ先生、中堅の先生、若い先生が同じ意識のもと
目指すものを一緒にして学年の中で子どもたちのためにと
自分のできる貢献を常に考え動いていました
本当に同志だったんです
そしてその時感じたことです
本気と愛は伝わり
生徒たちと一緒に過ごす時間の長さと生徒たちからの信頼は
比例すると
そして最後は生徒自ら教師の思いに答えて行動してくれる
今思うとそれは生徒に限ったことではないですね
昨日もそんな先生方の愛をたくさん受けている
3年生と同志たちとの再会でした
生きている、仕事をしている環境は今は違えども
その時に戻れ、心が通じ合える仲間の存在は本当に宝です
それは知識でも技術でもなく
共に本気になって生きたという「体験」が作り出した
信頼があるからなんです
喜びとやる気のエネルギーで満たされている私がいます
今日は午後から山口県岩国市の由宇中学校に伺います
この仕事をして知り合った山口の何人もの方から
今日、会いに行きますのメールをいただきました
本当に嬉しい限りです
生かされている事を毎日かみしめる日々です
だからこそ今ある命
今、自分のできることで、今できる人に
お返ししたいと思っています
今日も素敵な出会いと一日が待っています
感謝をこめて
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