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やりきった温かい愛おしい目

やりきった温かい愛おしい目


昨日は愛知県岡崎市にある
愛知産業大学三河高校3年生に卒業記念講演でした
今年で4回目です

一番最初に私を呼んでくださった学年主任の先生とは今回で2回目
一昨年、昨年も私が学校に伺うと
「よっ元気か?」って声をかけてくれました

そして今回の卒業生が入学してから主任が作る
毎月の学年通信のタイトルが「ドリー夢メーカー」
「この子たちが入学してからの学年通信だ、良かったら読んでくれ」と
プレゼントしてくださいました

帰りの新幹線で読みながら
「教師って本当にイイ仕事だなぁ~」と同時に
「子どものことが好きでないとしてはいけない仕事である」と
改めて感じました

講演中、私の話を聴いてくれている生徒さんたちの姿を
温かい目で愛おしく見ている主任
それは先生方も同じでした

この生徒さんたちが入学してきて一緒に過ごすことのできる
タイムリミットは3年間
長いようであっという間なんです
それは中学校でも同じなんです
転勤や異動で3年間一緒に生活ができ
子どもたちの成長を見続けることができることは
本当に幸せなんです

それでもクラス単位としてみれば教師も生徒も普通は
1年間の一発勝負

期限が決められるからこそ
本気で集中できるんです
人生長いといいながらも一生に一度しかない中学、高校生時代

どんな先生、仲間に出会うかは本当に大切であり
自分はお客さんではなく、その集団をつくる一員であるという
自覚を持つこと、持たせること

自ら主人公になって
与えられた場所で咲く
自ら種を蒔いた場所で咲く

情熱の湧く理由の一つが
期限があるから、その期限が終わるときに
目指すものや夢があるから
そんな気がします

主任や先生方の目が印象的でした
卒業おめでとうございます
3年間お楽しみ様、お疲れ様でした

先生たちが育てた生徒さんたちは
必ずこれからの社会で活躍してくれます

私も今日という期限付きの一日
心を込めて情熱を持って
やりきった! 生ききった!!と思いたいです

午後から神奈川県綾瀬市の中学校に行ってきます
今日も素敵な出会いが待っています
感謝をこめて


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