そんなの寂しい ~信頼は自分から~
先日、中学で講演をしていた後、生徒さんから
「先生、私自分も人も信じられないんです」という話を聞きました
私が小学生の時に恩師から
「約束」という話から聞きいた内容を思い出しました
自分との約束を自分が守ると「自信」がつき
人との約束を守ると「信頼」がついてくる
またその逆も正なりであると
彼女の話を聞き終えた後にこの話をしました
彼女はいっぱい自分に嘘をつき
いっぱい人からも裏切られたようです
その人を信じると決めたのは自分
自分に見る目がなかったということにもなり
また自分がその人を信じ切れなかった
逆に相手と同じように信じてもらえる言動が足りなかったなどなど
色々頭で思いましたが
彼女に言ったことは
まず、どんなことでもイイから
1つ自分との約束を守るところからはじめよう
それを続けてみよう
そしてできたら次は人との自分ができる約束を
一つずつ守っていこうと伝えました
できるところからでイイからと
「信用される人間になれ」と
私も子供の頃、父親からよく言われました
「うん」「ハイ」と言ったものの本当には
信用、信頼の意味は分かっていなかった気がします
今、大人になって
人から信用、信頼されないと人生はうまくいかないと実感しています
同時に、人を信用、信頼できない人生くらい
不幸な人生もありません
良好な人間関係、豊かな人生は互いに信じ合う
信頼関係の中に存在し
その豊かさの質はその信頼性の高さ
すなわち自分との約束、人との約束を
どれだけ大切に果たしたかによる気がします
「信じる者は救われる」 と言います
にんべんの「人」は行動の意味を表すそうです
「信」=行動と言っていることの一致
言動の一致の者は救われる
それは「信じる者」と書いて「儲かる」
儲かる=救われる=応援されるであると
会社の会長さんから聞きました
「信」という字がいかに人生に益をもたらすかを
恩師や会長さんから教えてもらいました
今、私の周りには大切にしたいモデルとなるメンターが
たくさんにてくださいます
いつもこの言葉を自分に言い聞かせています
相手が信頼するに足れば
自らも信頼に値するものにならねばならぬとする努力
これが相互信頼の真髄である
今日も「信」という字を意識して生きていきます
素敵な一日になります
感謝をこめて
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