一人のリーダーとして
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日は群馬県の小学校に伺いました
そこの校長先生は私の話をすでに2回ほど聴いていてくれて
名刺交換をするとき
「初めまして」と言ったら
「私は腰塚さんに会うのは今日で3回目です!」と
その言葉で笑いがこぼれ
空気が一瞬でやわらぎました
本当に嬉しい限りです
保護者の方もたくさんいる中
小学生バージョンの「命の授業」を
一生懸命にさせて頂きました
すると・・・
急に「バタン!!」とどなたかが椅子から倒れ落ちる音が・・・
とっさに会場全体の視線が音の方に向き
緊張が走りました
「誰か救急車!!」
その場にいた先生方や保護者の方が駆け寄り
倒れた方の救急処置が始まりました
「もしまさか突然・・・」の話をしたばかりだったので
ビックリでした
大人たちの一人の方を助けようとする真剣な声と姿に
子どもたちは黙って静かにしていました
一度教室に戻ることになり
ようやく救急車が到着
その間に倒れた方の意識は戻り、まずは病院で診てもらうことに
みんな一安心でした
その中で講演は・・・
誰もが少なからず思っていたこと
続ける・・・
それともここで中止・・・
すると校長先生が
「腰塚さん、講演再開しますがいいですか?」と
「ここで講演を中止したら倒れた方が一番あとで
自分のセイで・・・と辛い思いをすると思います」
「だから続けさせてください」と私に言ってくださいました
リーダーの姿を見た瞬間でした
誰に相談することもなく
今一番大切なことは何か・・・を考え
一人で決断して出した答えでした
その裏にはすべて自分が責任をとる・・・という気持ちが見えました
「もちろんです」
その校長先生の気持ちに応えようと
心が動いた瞬間でした
それと今だから子どもたちに伝えられる
命の授業があると感じたから
カッコイイ大人の姿がありました
幸いに倒れた方も、大事には至らずよかったです
いざという時に動ける大人
いざという時に決断できる大人
昨日の大人の姿、私の話以上に
子どもたちの目に焼き付けて欲しいものでした
だからこそあのあと
子どもたちの心のケアーを考えながらも
大人が何を言ってあげれるか・・・
とっても大切な気がしました
これから秋田に向かいます
今日もステキな大人にたくさん会えるんだろうな~
感謝の気持ちでいっぱいです
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