てをつなごう ~姉弟の力~
「命の授業」の腰塚勇人です
先日、長崎雲仙での講演
どうしても会いたかったご家族がいました
その出会いは昨年の4月
私のブログのメッセージ欄に
弟が事故で今、命の火が消えかかっています・・・
という内容の長崎から大阪に向かう深夜バスの中から頂いた
お姉さんの心の叫び
弟さんの命は必ず生きたがっているから
信じてあげて
そんな答えしか返してあげられなかった事を覚えています
その後、偶然にも4月の末に
隣の市である長崎島原での講演
そこに姉弟の叔母さんにあたる方がお見えになり
「甥っ子の命は助かりました
でも以前の先生と同じように身体が動きません・・・」
と報告を受けました
「命の授業」の本に彼へのメッセージを書き
「お姉さん元気ですか?」とお聞きすると
「みんなだいぶ落ち着きました
精一杯、彼をみんなで支えています」と
それから何回かお姉さんとのやりとりがあり
そこに私の父の脳梗塞がの時期と重なり
父の闘病を書いていた私のブログとだぶる部分が
多かったようです
そしてお姉さんの彼女がしたこと
それは弟さんの事故から3日後
「てをつなごう」
今、ひっしに自分の命と向き合い「生きよう」と
がんばっている○○くん
○○くん、今、何を思っていますか?
○○くんの視先の先には何が見えますかが?
家族は今、○○くんの事を思っています
みんなが見ている先には○○くんの笑顔の日々です
今だからこそ、今しかできないからこそ
家族みんなが心ひとつに・・・
そんな思いで家族新聞を発行いたします!!
家族新聞「てをつなごう」次回で100号だそうです
2月1日に弟さんは大阪の病院を退院し
長崎の自宅へ戻られました
そして先日、雲仙での講演にご家族と叔母さんと
来てくださいました
お姉さんは講演中終始、泣いていました
そして車椅子の彼
何を考え、何を感じていたんだろう・・・
講演後、会うことができ言葉は少ししか交わせませんでしたが
そこにある家族の温かさと彼の目力には
確実に笑顔が増える事が確信できました
私もケガしたときそうでした
一番、私を縁の下で支えてくれたのは弟でした
父・母とは違う厳しさと優しさの心のつながりが
兄弟にはある気がします
素敵な姉弟でした
素敵なご家族でした
お会いでき本当に嬉しかったです
「てをつなごう」楽しみに待っています
私も今日を本気で生きます
感謝を込めて
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