「命の授業」の腰塚勇人です
昨日は、栃木県茂木町にある中川中学校の立志式で
お話しをさせて頂きました
立志式＝古来の成人式「元服」にあたる14歳に志を立て
自分を見つめ、自分の 生き方を考え、大人への第１歩を踏み出す
という意味を込めて式でした
中学２年生年生を対象に毎年行うそうです
実は私、昨年まで立志式を知りませんでした
昨年のこの時期に愛媛県西条市の４つの中学校で
午前と午後二日間、立志式を迎える子どもたちへと
地域のライオンズクラブの会員の方がお声をかけて下さいました
そこで初めて立志式のことを知りました
なぜなら私が１４歳、中学２年生時に
この式をした覚えがないからです
講演後茨城日立の友人を訪ね、立志式の話をすると
「何、それ？！」「あたしたちやってない」でした
地域によるみたいです
個人的には子どもたちの今ままでの人生を振り返り
これからを生きていくきっかけとして
大切な節目の式であると感じました
昨年、立志式で伺った西条北中学校では
学校にサッカー日本代表の長友選手のたくさんポスターがあり
ふとそのことにふれると、実は長友選手の出身校でした
ビックリでした
頂いた冊子の中には立志を迎えた２０名の中学２年生の生徒さんたちが
「立志の誓い」としてこれから頑張りたいことやなりたい夢
そして親への感謝を書いていました
いつも思います
子どもたちには打てば響く素敵な心があると
だからこそ大人が
どんなものを伝え
どんなものや環境を与え
どんなものを見せ
そこに起こる子どもたちの心の反応を
どれだけ広く大きく受け止められるか・・・
言うのは簡単です
しかし、大人がそのことを「意識」し続けることこそ
大切な気がしています
そこまで余裕が・・・そんな声が聞こえてきそうですが
働くってはた（周りの人を）を楽にするという意味があるそうです
しごとって「仕える」事でもあり、「志」の事でありたいです
自分の意識次第で多くが変わる気がします
周りが変わる前に自分が変わる
立志を迎えた中学２年生の周りには
志を持った大人がたくさんいてくださいました
そんな大人がいるから
安心して今を自分らしく思いっきり生きて欲しい！！
そして困ったら大人を信じて相談して欲しい
そんなことを最後に伝えさせてもらいました
素敵な節目の式に立ち会えたこと
幸せでした
感謝を込めて
