「命の授業」の腰塚勇人です
昨日は佐久総合病院へ役１年ぶりに行きました
天気も良く空気が綺麗で
浅間山もくっきり見ることができました
浅間山から「お帰り」そんな言葉をもらった気がします
いつも車いすで出入りをしていた入り口から入り
半娑婆（半分娑婆）と言って
ここでカツ丼を食べることを夢いていた食堂の前を通り
リハビリ室の前に
平行棒があり、上り下りの階段があり
いつもストレッチをするために寝ていたベットがあり
そして病室から毎日行き来をしていた長い廊下があり
でも不思議なんです
たくさん苦しかったことあったはずなのに
楽しかったことしか思い出せないんです
浴室の前を通り過ぎたときだけは
若い看護師さんに身体の全てを洗ってもらった時の
恥ずかしさが思い出されました（苦笑）
そしてエレベーターで４階の入院病棟へ
真ん中にあるナースステーションで
知り合いの師長さんがいるか？と訊ねたらお休みでした
病室の前で足を止めると、当時一緒の病室で
支え合い、助け合い生きていた
患者さん３人の方とその家族の方の笑顔を思い出しました
そして、入院していた時に使っていたトイレの前では
「何度この中で悔しくって、惨めで、情けなくって
息を殺して泣いたことか・・・」
こんなにも思い出がはっきり分かれる場所があることに
大発見でした！！
そして最後に長い廊下の突き当たり
毎朝、ベットから車いすで移動ができるようになってから
行っていた場所
そこには大好きな浅間山
「生かしてくれてありがとうございます
今日一日、私の大切な人たちが健康で笑顔で生活できますように」と
毎日、願っていた場所
最初は片手で、最後はピッタリとはくっつかなかったけど両手で
あの時と見える浅間山は変わりませんでした
でも浅間山が言ってくれた言葉が違いました
「お帰り、元気そうだね」
「ただいま、元気です、一生懸命に生きています」
私の第二の人生の原点の場所です
命を大切に、今を大切に、生きている喜びをかみしめて生きようと
改めて感じることができました
そこからは全てが幸せに感じれちゃったんです
単純すぎますね・・・
でも、今幸せです
今日、明日、広島です
今ある命、自分らしく輝かせます
感謝をこめて
