「命の授業」の腰塚勇人です
昨日、仙台から東京に戻り
東京消防庁大井消防署様主催「防火のつどい」で話をさせて頂き
夜、自宅へ戻ると携帯に電話がありました
携帯のディスプレイには
大分県 ○○君と表示
「おっ 久しぶり！！」と電話に出て
「こんばんは～元気だった？」の後の第一声が
「腰塚さん、大学決まりました！！」でした
「やったじゃん！！ がんばったねぇ～」
彼との出会いはちょうど１年前
大分県で講演をさせて頂いたとき
お母さんと弟さんと話を聴きに来てくださり
その後３０分ほど話をしました
それからは電話や彼が東京に修学旅行に来たときに会いました
彼は中学生の時、事故で首の骨を折り命は取り留めたものの
身体には厳しい麻痺が残り、車いすで生活をしている青年でした
私が会ったときは高校２年生
進路に悩んでいました
それからお付き合いが始まってちょうど１年
彼は高校３年になり
福岡の大学・法学部への進学が決まったそうです
そして支援を受けながら一人暮らしをするそうです
どのぐらいの努力をしたか
その一人暮らしをする覚悟は・・・
そんなことを考えずにはいられませんでした
でも、彼の声は喜びと期待で弾んでいました
彼からは強い夢を感じたときでした
「ここまで良く頑張ったね」と伝えると
「両親と学校の先生、友だちに感謝です・・・」と
「自分でも成長した自分を感じない？」
「ケガをしたときの自分や
１年前、初めて会った時と比べてどう？」と訊ねると
「はい、成長した自分がいます」
「今は将来を明るく感じます」と
彼のそしてご家族の思いやご苦労は・・・
その中で彼もそして周りの方も悩み苦しみながら
おそらく「今」を投げ出しそうになったことも多々あったと思います
でも最後は自分を信じ、周りを信じ
生き続けた結果なのだと思います
心からおめでとうが言いたいです
彼からたくさんの生きる勇気を再びもらったときでした
お祝い必ずしましょう
やっぱり生きてるって大変なことを多いけど
素晴らしいし楽しいです
つながっている人がいるから
つながれる人がいるから
いくつになっても成長を自分で感じることができる可能性があるから
今日は家から車で１時間の所にある小学校で講演です
感謝を込めて
