職場体験にて 1
「命の授業」の腰塚勇人です
先日、友人に会うため会社へ伺うと
そこには高校生3年生が3人
夏休みを使い3日間の職場体験に来ていました
高校卒業後の進路を考える中での活動のようでしたが
ちょうど仕事が終わり帰りの終礼が行われていました
その中で運送会社の社長である彼が高校生に向かって言っていたこと
「今日の仕事どうだった?」
高校生達は疲れた様子を見せ言葉少なく
「疲れました」「大変でした」「身体が筋肉痛です」と・・・
この言葉を聞いた彼が次に言った言葉
それは
「仕事にも色々ある」
「身体を使う仕事もあれば、頭を使う仕事も」
「そこで僕が君たちに一番考えて欲しいことは
この仕事を君たちのお父さんは毎日しているということ」
「そしてそのお父さんや君たちの食事を用意し
健康に気を使ってくれているのがお母さん」
「今の時代、仕事をしているお母さんがほとんどでしょ?」
「君たちは今日、家に帰ってから食事作りたいと思う?」
高校生「・・・」
「今日は宿題が2つ」
「一つはお父さんとお母さんに、
いつも働いてくれてありがとう、ここまで育ててくれてありがとうと
しっかり言葉で伝えてください」
高校生の顔と返事はどこか
「そんなの恥ずかしい・・・」って表情に見えました
彼と高校生達のやりとりを見ていて
学校の先生ではなかなか教えられないこと?
いや、会社経営に携わっている人でも恐らくなかなか・・・
そんな思いがしました
そこには彼の仕事への信念があるんです
高校生の仕事への実体験の中にどんな視点と気づきを与えられるか
正解なんてないのかも知れません
でも彼の伝えてること、私自身も一番大切なことだと感じました
こんな事、言えるそして言ってくれた友人を誇りに思いました
そしてこのような話が聞けた高校生達は幸せです
もう一つの宿題は、明日お伝えさせてください
今日から8月です!!
単純に熱くなるんですかねぇ・・・
電力不足が心配・・・と思いながらも
ちょっと寂しさを感じる今日この頃です(苦笑)
感謝を込めて
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