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なぜそこまでできるのか?

なぜそこまでできるのか?



「命の授業」の腰塚勇人です

昨日、山元加津子さんと宮ぷーのことを少し書かせて頂きました
加津子さんと宮ぷーの話を聴くのは3度目だったのですが
いつも共通してその都度感じることは

加津子さんがなぜそこまで
毎日、仕事が終わってから宮ぷーの所へ行きケアーするのか
そして周囲が宮ぷーの回復には臨床的に厳しい判断をしたにもかかわらず
宮ぷーを信じ続け、信じ切り
彼が意思伝達装置で自分の想いを伝え
車いすでの自力移動へチャレンジするまで回復をサポートできるのか

加津子さん本人に直接は聴いたことはありません

しかしその中には加津子さんが講演の中でいつも言う
「大好き」の持つエネルギーの影響が強いことと
加津子さんがそれを実践していることから想像はつきます

しかし加津子さんの有言実行の気持ちを支え続けているもの
それは加津子さんの素晴らしい人格や習慣と同じくらい

宮ぷーが脳幹出血を患う前から加津子さんにとって
どれだけの存在であったかは
話の所々から伺えます

今、宮ぷーの所へ仕事を終えてからほとんど毎日通う加津子さん
考えるだけで凄すぎます
今日は・・・と
できない理由などいくらでもつけることはできるから

そこまで加津子さんを動かし続けるエネルギーは
宮ぷーがそれまでどれだけ見返りを求めない思いを
言動として姿としてエネルギーとして加津子さんに送り続け
サポートし続けてきた結果なのだと思います

信頼される生き方
信頼する生き方


加津子さんのこの話を聴いていると
いつも思い出す方々がいます

それは首から全く動かない私に中学3年生の担任を任せてくれた
上司の教頭先生と学年主任です

寝たきりか、良くて車いすと言われていた私にです

その時、一番嬉しかったことは
やはり信頼されているという実感でした

なぜこんな俺に・・・こんなことまで・・・
そんな気持ちでいっぱいでした
感謝では言い表せない気持ちでいっぱいでした

人は信じてもらえ、そのための行動を見せてくれる人が一人でもいると
その人の思いを受け取り、その人と共通の思いと夢を持ち
動き出すことができます

そこには損徳を超えた関係があるから
逆に損得や義理では成り立たない、続かないものであるから

その時の学年主任に聴いたことあります

なぜ僕を担任にしてくれたのですか?!

学年主任は一言
「ケガをする前にあなたがしてきたことをしただけよ」

改めて大切な生き方を教えてもらったときでした

私と宮ぷーを勝手ながら一緒の体験を味わった仲間として
宮ぷーの「絶対もとの生活にもどってやる」の気持ちは分かるんです

それは加津子さんや妹さんがいてくれるから
私に上司や子どもたちが妻や父母ががいてくれたのと同じだから

宮ぷーあなたは必ず戻れます
たくさんのあなたの生命力を信じている愛に包まれているから

明日はもう一日
加津子さんから聞いた「ハッとした」言葉を伝えさせてください

ステキな一週間をお過ごしください
今週末からゴールデンウィーク突入ですね


感謝をこめて


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