君に会えて良かった
「命の授業」の腰塚勇人です
先日の講演終了後、本へサインをさせていただく頂く中
最後に女の子とお母さんが私を待っていてくれました
お母さんが、この子も先生と同じ状態なんです
と私に伝えてくれました
ぱっと見、普通女の子
病気でなのか、事故なのかはお聞きしませんでしたが
右腕と右足に麻痺がありました
その娘さんに声をかけました
「今楽しいことは何?」
そうしたら彼女の口から出た言葉は
「リハビリです」と少し笑いながら答えてくれました
この答えって実はとってももの凄いことだと個人的に思っています
なぜなら最初はもっと重傷な所からスタートであったと思うから
それが杖をつかずに自力で歩けるようになるまでには
個人差や症状の強さにもよりながら相当の頑張りがあったことは
痛いほど分かります
おそらく頑張りなんて言葉では片づけられない心の葛藤も・・・
リハビリが楽しい
それはどこかで私も感じた感覚でした
辛いけど楽しかったんです
それは本気で一緒になって応援してくれる人がいたから
支えになってくれた人がいたから
笑顔を見せられ、心の通じ合う人がいたから
その彼女からメールがきました
「麻痺の強い右手で字を書いていた腰塚さんを見て
私の右手も動くと信じ頑張る勇気が持てました」と
自分が自分を信じてあげなかったら何もはじまらない
自分が自分を抱きしめてあげなかったら何もうごきださない
あなたの心は自分の可能性を信じて動いてる
だからその気持ちは必ず麻痺のある右手に通じます
きっと最初は納得のいかない字でも
必ず字が書け自分の書く字が好きになり、愛おしくさえ感じます
あなたならできる
笑った笑顔がステキたっだから
そしてあなたの周りには笑顔があるから
彼女は高校生
本気で自分の今ある人生と向きあっていました
私も本気で生きること
まだできることがある気がしました
なぜなら今で生きてもそれがスタンダード
もっと楽しく頑張れば続ければ
それが自分のスタンダードになるから
君は私にたくさんの生きる勇気をくれました
会いに来てくれてありがとう
必ずまた会いましょう
感謝をこめて
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