「命の授業」の腰塚勇人です
先日、講演打ち合わせのため長野へ行きました
車で行ったので、帰りに私が入院していた
佐久市に寄りました
佐久には当時のリハビリの先生ご夫妻、看護師さん
スキースクールの校長先生、ペンションのオーナー
隣のベットだった方々など思い出の人たちもいれば
佐久病院、浅間山、千曲川沿いにある清里へ抜ける街道など
ケガをした当時を振り返る場所が多くあります
そして神様からのプレゼント？と思える出来事がありました
行ったその日の夜が佐久のちょっと先にある小海松原湖で
花火大会がありました
この花火大会の素敵なところは
毎年、送り盆の８月１６日に行われ
最初は湖畔に数百という灯篭が流れます
それがとても幻想的で
その後、湖畔から花火はまさに湖に咲く色とりどりの花そのものでした
そしてその音がまたすごいんです
花火の音が山に反響して天然のウーファー状態で
身体の芯までしびれました
灯篭を見ているときやっぱり感じたことは
今生きていて、自分で車を運転して、ここにいられ
佐久でお世話になった方に会え、こうやって花火が見れ
幸せでした
正直、本当に苦しかったのは、社会復帰をしてからでした
病院は患者だからこそ守られています
しかし一歩病院を出て社会に戻ると厳しい現実がたくさんあり
何度も心が打ちのめされそうになりました
でもそんな時、私を踏ん張らせてくれたのが
佐久で出会った方々の言葉や笑顔であり
私を見守ってくれた浅間山なんです
佐久の人たちから、佐久の自然からたくさんの生きるエネルギーを
再びもらうことができました
何度来てももいいところです
先日、佐久総合病院さまから講演の依頼をいただきました
１２月になると思います
感謝の気持ちを込めてお話をさせていただくつもりです
自分を振り返れる場所があるって本当にイイです
今週末から年末にかけての講演会にとてもたくさんの
エネルギーをもらうことができました
次は年末のスキーで訪れるのかな？
でも、紅葉がまたイイんです
スケジュール空いていれば来たいです
私にとって大事な場所です
感謝を込めて
