比叡山延暦寺
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日は念願の比叡山に行くことができました
実は一度だけ15年前くらいに修学旅行で
琵琶湖大橋を通って来たことがあります
その時はお堂みたいなところで
お坊さんの話を足しびらせながら聞いたこと
立っている木の太さやひんやりした空気に感動したことを覚えています
(実はあまり覚えていません・・・)
なので今回はとっても楽しみでした
琵琶湖周辺とは当たり前ですが気温が違い
暑いのですがとても気持ちのいい暑さでした
あとセミが鳴いていなかったんです
(標高の高さって関係あるのですかね?)
「一隅を照らそう」の石塔からはじまり
根本中堂へ
回廊の足から伝わる木の柔らかさ温もりが
とても気持ちがよかったです
中に入ると仏様を照らしている燈火の煙で
少しいぶされている状態のように感じました
そこで一つ不思議?というか、気がついたことに
祀ってある仏様を「見降ろす」ということでした
今までの経験からは仏様や観音様はどちらかというと
「見上げる」ものという感覚がありました
そうしたらそこにいらしたお坊さんの説明が始まり
仏教には「仏凡一如」という「仏様も人もひとつ」考えがあり
ちょうど膝を折った状態で仏様を見ると同じ視線になるように
おかれているとのことでした
「なるほどね~」
しかし私たちが仏様を見ているところと仏様の間には
深い溝が意図的につくられていて
「なぜに???」と思ったら
またまたお坊さんが
「仏様と私たち凡人に一つだけ違いがあります」
「それは私たち凡人は煩悩を持って生きている」
「その煩悩がこの溝なんです」
「この溝を超えていくことすなわち煩悩を消していくことこそ
仏に近づく修業なんです」と
「深いな~」と思いつつも
「仏樣と人はひとつじゃないじゃん!!」
なんてちょっと思ったりして・・・
その右隣には1200年燃え続けている「不滅の法灯」
1つかと思ったら3つありました
法灯の扉は閉まっていて
中の火は外からは直接見ることはできませんでしたが
それがまたイメージをふくらましてくれ私的にはよかったです
比叡山から琵琶湖の景色も素晴らしく
たくさんの気付きと学びをいただけた一日でした
感謝を込めて
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