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あの時から8年

あの時から8年


「命の授業」の腰塚勇人です

今日は6月24日

そう、今日はケガから退院した日
自分で勝手に退院すると心に決めて
本当に退院してしまった日

病院へいても社会の一員でいることにかわりはなかったのに
この日は特別だった

病院が、リハビリが、出会う人が、嫌だったわけではない
本当に幸せな出愛をたくさんいただいた

今思うと、ただ自由が欲しかった
何でも自分で選択できる自由が欲しかった

好きなことを考え、好きなことをやり
楽しいこと考え、楽しいことやり
美味しいものを考え、美味しいものを食べに行き
大好きなもところを考え、大好きところへ行き
大切な人のこと考え、大切な人に会いに行き
志事を考え、仕事に就ける
時間だって自由に使える

病院にいる生活と比べたら
本当に世の中は幸せなところだと思った

全てができたわけではない
全てが受け入れられた訳ではなかった
全てが自分の努力で叶ったわけではない
全ての人が私をWelcomeで迎えてくれた訳ではない

当然、できないこともたくさんあった
できなくなったことと言った方がいいかもしれない
当然、世の中のルールから「NO」も突きつけられた
世の中のルールだけではない、近くの人からも・・・
当然、ケガをする前の自分が私に言った
「できないことだらけじゃん」
「これからもたくさんの「NO」をもらうぞ」
「お前こんなんで生きていくこと本当に楽しいと思っている?」


でもいつもそんなことに出くわすと、あの時のことが忘れられなかった

首の骨を折って首から下が一瞬に動かなくなった時の
自分の状態を自覚した瞬間に出た言葉

「死にたくないよ~」「誰か助けて~」

その言葉の真意の一つが
「俺にはまだまだやりたいことがたくさんある~!!」だった

そしてそれからのある意味管理された入院生活
その時も本当に感じた

「ちょっとの自由」の許可が嬉しくってたまらなかった


だから今は本当に幸せ

たくさんの自由を選択できるから
たくさんの自由を選べる環境で生きていられるから

これだけでワクワクして幸せを感じる

今こんなこと心思うままに書いている自分

心の奥底で自分に対しての「戒め」としてかも・・・
って思うところがある

お前、また不平不満、人の悪口、そして人のセイ、世の中のセイにして
生き始めてないか・・・って

あんなにこの世の中は幸せがいっぱいあると思って退院したのに・・・
本当に幸せがたくさん世の中にはあるって感じていたのに

「その幸せの感性を曇らすな!!」と今の自分にいいたい

今、目の前に妻がいる
そう、今日は妻の誕生日

そして息子がいる

これだけだって幸せじゃん

そしてたくさんの選択のできる今日を迎えられ
今日を一日生きられる

これだって幸せじゃん

この思い忘れずに生きていきたい
幸せの感性曇らせずに磨き続けたい

それって命が喜ぶ生き方と繋がるのかもしれない

お誕生日おめでとう
そして、今日は私にとっても第二の誕生日
8歳になりました(笑)

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