祈りの一日
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日は、親父のお兄さん
私にとってみると伯父さんあたる方の手術でした
歳は70代後半です
酒屋さんで、会うたびにいつも
前掛けをして耳に鉛筆をさし
重たそうなビールやお酒のケースを運んでいて
とても忙しそうで「働き者の伯父さん」という印象が強かったです
今ではなかなか見ることのできなくなった
御用聞き的な酒屋さんの姿で、懐かしく思います
小さい頃、親父に誘われ遊びに行くと
「おう、勇人元気か!!」と声をかけてくれ
ジュースやアイスを出してくれました
それが楽しみで仕方ありませんでした
そんなオジサンが60過ぎに
突然、脳梗塞になり半身不随に・・・
私は首、伯父さんは脳ですが
身体の傷害的症状は同じところが多く
伯父さんの苦しみや苛立ちは一番分かる気がしました
私の親父も65歳を過ぎてから不整脈によって心臓発作から
心臓が止まり近くにいた方の心肺蘇生で命を取り留めた一人で
今は心臓にペースメーカーが入っています
親父も伯父さんも同じこと言います
「なんでこの歳になって、こんなことになるんだ・・・」
「ここまで頑張ってきて、老い先短いというのに・・・」
現代の生活、高齢化の時代
歳をとってから病気のが発症率が高くなるのは
たやすく理解はできるものの
「自分はそうはならない・・・」
「まだ、大丈夫だろう・・・」
そんな希望を含めた願いを持っている人が多くいます
私もスキー事故の時がそうでした
「私には起きないだろう・・・」
なので起きた時は、なった時は「大ショック・・・」
「なんで俺が・・・」
昨日、島田伸介が番組の中で
日本は先進国の中で健康診断の受診率がものすごく低いと言っていました
病気にかからないという前提から
病気にはかかるという前提で予防、準備が必要な時代だと感じました
これだけTVのコマーシャルでガン保険が多いのもその裏付けですね
昨日は伯父さんにガンが見つかり
その手術でした
その前から家族や兄弟が集まり
伯父さんは幸せそうでした
立ち会うことはできませんでしたが
手術が成功することをただ祈るばかりでした
これから先、伯父さんに私なりに何ができるか考えて行動します
3年前に親父が初めて私にお願いをしてきました
「兄弟夫婦みんなんと旅行に行きた」と
私はドライバーになり7人を連れて
熱海へ行った時のことを思いだしました
あの時の伯父さんの笑顔は忘れられません
元気になってまた一緒に旅行へ行きたい気持ちでいっぱいです
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