子ども同士の力
「命の授業」の腰塚勇人です
この頃、学校で「凄いな~」って思う出来事をよく目にします
バスケットのパスの練習を授業でしていた時
ボールを持ったらすぐにどこかへ放り投げてしまうことが多かった生徒A君が
昨日は10分間もクラスの他の生徒と一緒にパスの練習をしていました
正直、目が点になりました
「この子こんなにできるんだ・・・」
次に思ったことは「どうして・・・」という疑問でした
それだけ長い間パスを続けられた理由、それは
もう一人の生徒B君の声掛けにありました
声掛けと言うより、彼の思いやりと言ったほうがいい気がしました
受け取るこの名前を呼び丁寧な取りやすいボールを投げ
その子が取れたら褒めてあげている
次に投げるときには大きく手を広げ「どこでもいいよ」と伝えている
明らかにA君が楽しんでいるのを見て感じることができました
最後にはB君が左右に大きくそれたボールを投げると
A君は声を出してボールを追いかけキャッチしていました
二人の間には、何か明らかに教師とは違うエネルギーがありました
B君に「A君楽しそうだったよ」と伝えると
B君は私に「A君だって楽しみたいんだよ!!」という答えが帰ってきました
その答えに大人の考えた楽しみ方とは違った
子どもの世界での楽しみ方があることに気づかされました
それは枠が広く、柔軟で発想が自由な気がしました
そして子ども同士お互いの視線で相手を思いあっている気がしました
通じ合っているんです
純粋に楽しむってこういうことかも・・・
って思いました
いい勉強をさせてもたっら体育の授業でした
子どもの力ってやっぱり凄いです
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