私を助けてくれた言葉
「命の授業」の腰塚勇人です
11月は講演会がたくさん
そのすべてにワクワクしながら準備を進める中で
16日に愛知の高校で行う講演会の内容を考えていた時のこと
人生の中でたくさん素敵な物語や言葉はあるけど
実際にその中で自分が支えられたり、助けてもらったり、
常に意識をしているのってどのくらいあるのだろう?と
ふと考えました
自分の確認と講演会での話す内容になるかと思い
何回か書かせてもらいます
木や花は、動くことができない
自分の与えられた場所で一生懸命に伸びようとしている
そんな木や花を
私は友達のように思う
これは私の心のメンターである
「星野富弘」さんの「風の旅」という詩画集の中の一つです
首の骨を折り、首から下が全く動かず
絶望から自殺ばかり考えていた時
当直の看護師さんのある一言で
生きる望みを持つことができました
すると「今、自分には何ができる?」という問いが生まれた時
ベットの横に飾ってあった花に目が行きました
花からもらった「安らぎ」
花が微笑んでくれているようにさえ感じました
その時にこの詩が思い出されました
「俺も花のように生きられるかもしれない・・・」って
今思うと、こんなことがなかったら一生思わなかった気持ちかもしれません(笑)
その時、決めました
動くものを人のために使おうと
「ありがとう」「感謝しています」をたくさん言いました
出会う人のいいところをたくさん探し、相手の方に伝えました
話を最後まで聴きました
毎日笑顔でいました
今日酸素が吸え呼吸ができ、ご飯が食べられ
生きていられることに感謝をしました
ご縁を頂いた方々の幸せを祈リ続けました
首から上しか動かない私のできたことはこれだけです
でも、半分以上絶望していた手足が動き始めてくれ
障がいは残りながらも回復をし、現場に復帰できました
ある人は奇跡だと言います
医学的なことはよくわかりませんが
何か大きな力に救われた気持ちでいっぱいです
それは神様なのかもしれません
先祖なのかもしれません
でもその原点は星野さんの詩と
ベットの横に花瓶に入っていた花束であることは間違いありません
人からも自然からも「愛」をたくさんもらいました
動くようになった手足で自分なりの愛を
命を救ってくれた人に、自然に、お渡ししなければバチがあたる!!
今日もたくさんの幸せを感じ、受け取らさせていただいています
心から感謝します
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