昨日、熊本に向かうため新大阪駅で
新幹線を待ってホームで並んでいると
隣の車輌に乗る老夫婦がすぐ近くにいました
おじいさんは背が高く、おばあちゃんは旦那さんの胸ぐらい
おばあちゃん両手には荷物がいっぱい
おじいちゃんに顔を上げ一生懸命に
話しをしようとしているんです
しかしおじいちゃん
おばあちゃんと顔を合わせることなく
視点はどこか遠くを見ていてうなずきもしない
それでもおばあちゃん一生懸命に
おじいちゃんのアゴと話しをしているんです
けなげなおばあちゃんでした
その時
「そうか、おばあちゃんこれから一人で新幹線に乗り
どこかへ行くため、心配でおじいちゃんに
いっぱい話しをしているんだ
おじいちゃん見送りに来ているんだ」と
勝手にストーリーをつくってしまいました
おばあちゃん本当に可愛かったんです
新幹線が来てドアが開きました
！！！
うそっ？！
先に乗ったのは荷物を何も持たない
おじいちゃんではないですか
一緒に乗るの？！
自分の勝手な妄想に笑ってしまいました
あのおじいちゃんとおばあちゃん新幹線の中で
どうしているんだろう？？？
とまたまた勝手に妄想をふくらませそうになっている自分がいました
一部の場面を見て何かを決めつけるつもりはありませんし
私にはある意味関係のない余計なお世話です
でもその時、思ったんです
一生懸命に話しをしている人の
顔は見て話しを聞いてあげたいって
そんなことを一日意識する日でした
昨日もたくさんの素敵な方にお会いできました
感謝をこめて
