復活への底力
復活への底力
「命の授業」の腰塚勇人です
仕事を含め、急な用事が入り広島へ来ています
ちょうど来た日の1年前が
はじめて広島の皆さんに講演をさせていただいた日でした
それからこの1年間で広島には今回で7回目になりました
今回は春休みということもあり
妻と息子も一緒に初広島で
家族で平和記念公園に行き、その後資料館を訪れたときの
息子の反応に気づかされるものがありました
原爆が落ちた場所でたくさんの方の命が一瞬でなくなり
辺り一面が焼け野原になったことを
原爆ドームを見ながらツアーガイドさんが言っているのを聞いていて
彼なりに何かを感じキーワードをつかんだようでした
しかし資料館へ行ったときの彼の受け取っているものは
ガイドさんの話を聞いているときの何倍も受けている衝撃と気づきが
強かった気がします
それはガイドさんの話を原爆ドームを見ながら聞いていても
辺りは当たり前のように建てものがたくさんあり、草木が生え
人からは笑顔がこぼれ平和そのものでした
そのイメージが彼の頭の中にインプットされた後の資料館は
そのイメージを一瞬にして塗り替えるものだったようです
息子にとって「平和」というものを
強く考えるきっかけとなったようです
私の中でも地震の補被災者の方々のことが思い出され
その時感じたことは
地震前と同じように環境も生き方もできなくなり
大きく生活が変わってしまう方々が多く
いらっしゃることは分かっていながらも
今、広島のこの地に立ち
日本人が持つ復活するための底力を
感じられずにはいられませんでした
今こそ、まとまるときなんですね
自分の役割を果たす時なんですね
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